食品安全関係情報詳細
| 資料管理ID | syu06720560294 |
| タイトル | 世界保健機関(WHO)、人獣共通感染症のインフルエンザに関する概要及びリスク評価報告書(2026/1/23~3/31)を公表(鳥インフルエンザA(H5)ウイルス) |
| 資料日付 | 2026年3月31日 |
| 分類1 | - |
| 分類2 | - |
| 概要(記事) | 世界保健機関(WHO)は4月、人獣共通感染症のインフルエンザに関する概要及びリスク評価報告書(2026/1/23~3/31)を公表した(9ページ)。鳥インフルエンザA(H5)ウイルスに関する概要は以下のとおり。 ・現在の状況 2026年1月22日の前回のリスク評価以降、バングラデュ(1例)及びカンボジア(3例)でA(H5N1)ウイルス感染による検査確定ヒト症例4例が検出された。 ・A(H5N1)、バングラデシュ 2026年2月9日、バングラデシュの国際保健規則(IHR)国家連絡担当窓口(Focal Point)は、Chattogram管区の1人の小児における鳥インフルエンザA(H5)感染の検査確定ヒト症例をWHOに通知した。当該患者は、既知の併存疾患を有さず、2026年1月21日に症状を発症し、1月28日に入院した。1月29日、バングラデシュにおけるインフルエンザ様疾患(ILI)及び重症急性呼吸器感染症(SARI)の定点サーベイランスのための病院ベースインフルエンザサーベイランス(HBIS)の一環として、鼻咽頭スワブ検体が採取された。当該患者は専門の私立病院に紹介され、1月31日に集中治療室に入院した。患者は2月1日に死亡した。 2月7日、ナショナルインフルエンザセンター(NIC)である疫学疾病管理研究所(IEDCR)が検体を受け取り、検査を実施し、同日にリアルタイムRT-PCR法によりインフルエンザA(H5)であることを確認した。バングラデシュ下痢性疾患国際研究センター(icddr,b)においてウイルスの特性評価及び全ゲノムシークエンス解析が実施され、当該A(H5N1)ウイルスが、2011年頃より地域の家きんにおいて伝播しているウイルスのクレードと同様の、クレード2.3.2.1aに属する高病原性鳥インフルエンザA(H5N1)ウイルス(Gs/GD系統)であることが確認された。遺伝子の配列データは、GISAID(EPI_ISL_20367262、提出日2026年2月19日、疫学疾病管理研究所(IEDCR))で公開されている。 当該症例は家庭飼育の家きんへのばく露歴があり、発症の直前には2羽のアヒルと1羽の鶏が死んでいたと報告されている。動物及び環境検体が採取され、icddr,bの人獣共通感染症調査チームによってRT-PCR及び血清学的検査が実施された。当該地域のアヒルから採取された2検体及び当該家庭の冷凍庫の鶏肉から採取された2検体がインフルエンザA(H5)陽性と判定された。症状を呈した濃厚接触者からの検体はインフルエンザ陰性であった。 本症例は、2026年にバングラデシュで報告された最初の鳥インフルエンザA(H5)のヒト確定症例である。2025年には、鳥インフルエンザA(H5)のヒト症例が4例報告されている。 国際獣疫事務局(WOAH)への報告によると、アフリカ、アメリカ大陸、アジア及び欧州の野鳥及び飼育鳥類において、様々なインフルエンザA(H5)亜型のウイルスが継続的に検出されている。また、海生哺乳類や陸生哺乳類を含め、ヒト以外の哺乳類の感染も報告されている。HPAI A(H5)ウイルスに罹患した鳥類及び哺乳類種のリストは国際連合食糧農業機関(FAO)が保持している。 ・A(H5N1)、カンボジア カンボジアは2026年2月15日から3月31日までの間に、A(H5N1)ウイルス感染による検査確定症例3例をWHOに通知した。各症例の情報は以下のとおり。 年齢・性別、州、発症日、転帰の順に記載 1. 30歳男性、Kampot州、2026年2月5日、回復 2. 45歳女性、Banteay Mean Chey州、2026年3月13日(検体採取日)、無症状 3. 3歳男児、Oddar Mean Chey州、2026年3月28日、入院中 上記の全症例は、病気又は死んだ裏庭飼育家きん(backyard poultry)へのばく露歴を有していた。最初の症例は、SARIサーベイランスを通じて検出された。他の2症例は、病気及び死んだ家きんにおけるA(H5N1)の検出を受けて、公衆衛生部門の緊急対応チームの派遣及び積極的症例探索が開始された後に検出された。最後の症例は、病気及び死んだ家きんへのばく露歴を有することが確認され、検体採取後にILI症状を呈した。 2026年にカンボジアにおいてA(H5N1)ウイルスによる3例のヒト感染例が確認されており、いずれも死亡には至っていない。2026年においても、カンボジアでは飼育鳥類におけるインフルエンザA(H5N1)ウイルスの検出が継続しており、これにはヒト症例が検出された地域も含まれている。情報が入手可能なものについては、ヒト症例から得られたウイルスの遺伝子配列データは、最近の現地の動物のウイルスから得られた配列と高い一致率を示し、クレード2.3.2.1eのウイルスと同定されている。これら最近のヒト症例に関するこれまでの入手情報からは、A(H5N1)ウイルスのヒトからヒトへの伝播を示すものはない。 |
| 地域 | その他 |
| 国・地方 | その他 |
| 情報源(公的機関) | 世界保健機関(WHO) |
| 情報源(報道) | 世界保健機関(WHO) |
| URL | https://www.who.int/publications/m/item/influenza-at-the-human-animal-interface-summary-and-assessment--31-march-2026 |
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