食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu06710500104
タイトル Morbidity and Mortality Weekly Report(MMWR): 「中毒情報センターへのクラトム関連の報告件数の増加-米国中毒情報データシステム、2015年~2025年」を公表
資料日付 2026年3月26日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  米国疾病管理予防センター(CDC)のジャーナルMorbidity and Mortality Weekly Report(MMWR)(March 26, 2026 / 75(11);139?145, DOI: http://dx.doi.org/10.15585/mmwr.mm7511a1)に掲載された報告書「中毒情報センターへのクラトム関連の報告件数の増加-米国中毒情報データシステム、2015年~2025年(Increases in Kratom-Related Reports to Poison Centers ? National Poison Data System, United States, 2015?2025)、著者Eleanor Blair Towers(University of Virginia、米国)ら」の概要は以下のとおり
 熱帯常緑樹(リンドウ目アカネ科、Mitragyna speciosa)の葉であるクラトムは、東南アジアにおいて、鎮痛・気分向上・オピオイド離脱症状の緩和を目的として、伝統的に摂取されている。
 クラトムはオピオイド受容体類と相互作用する精神活性化合物を含有しており、米国では多様な形態にて広く入手可能となっている。天然の葉から高力価のアルカロイド製品への進化に伴い、毒性に関する懸念が提起されている。
 2015年から2025年の期間に米国毒性データシステム(NPDS)に報告される結果となったクラトム関連の摂取データ(クラトムばく露報告)を分析し、ばく露報告の種類別・被ばく露者の人口統計学的特性別・帰結別に傾向を評価した。
 過去11年間において、中毒センターは総計14,449件のクラトムばく露報告を受理しており、2025年の報告件数は過去最高の3,434件となり、2015年の258件と比較して約1,200%の増加となっている。
 報告のほとんどは男性かつ20~39歳の若年成人に関する報告であったが、40~59歳の成人の報告件数が最も急激に増加し、その報告率は2025年には若年成人の報告率とほぼ重なる。
 単一物質ばく露報告が報告の大部分(62%)を占めていたが、混合物質ばく露報告は、より高確率にて発生しており(混合物質薬物ばく露報告100万件当たり467~5,442件、単一物質薬物ばく露報告100万件当たり388~4,045件(訳注))、入院率がより高く(混合物質薬物ばく露報告・年間44~56%、単一物質薬物ばく露報告・年間24~29%(訳注))、重篤な(生命を脅かす・顕著な・長期にわたる・全身性の)転帰(混合物質薬物ばく露報告・年間57~66%、単一物質薬物ばく露報告・年間41~49%(訳注))との関連が強く、調査期間中のクラトム関連死亡例の大部分(233件中184件、79%)を占める。
 NPDSデータから、中毒センターへのクラトム関連の報告は各人口統計学的グループ間で増加・拡大していることが示され、クラトム摂取の高リスクパターンを特定し、さらに、混合物質ばく露報告からのリスクの低減戦略を策定に向け、継続的なサーベイランスの重要性が強調される。
(訳注)
 「図1」の説明文から、「混合物質薬物ばく露報告100万件当たり(per 1 million multiple-substance drug exposure reports)」は「混合薬物ばく露報告100万件当たり(per 1 million reported multiple-drug exposure reports)」、「単一物質薬物ばく露報告100万件当たり(per 1 million single-substance drug exposure reports)」は「単一薬物ばく露報告100万件当たり(per 1 million reported single-drug exposure reports)」の誤記と思われる。
地域 北米
国・地方 米国
情報源(公的機関) 米国/疾病管理予防センター(CDC)
情報源(報道) Morbidity and Mortality Weekly Report, March 26, 2026 / 75(11);139?145, DOI: http://dx.doi.org/10.15585/mmwr.mm7511a1
URL https://www.cdc.gov/mmwr/volumes/75/wr/mm7511a1.htm#contribAff

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