食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu06710440494
タイトル 台湾衛生福利部疾病管制署、新型のA型インフルエンザH7亜型ウイルスによるヒト感染例を確認したと発表
資料日付 2026年4月2日
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分類2 -
概要(記事)  台湾衛生福利部疾病管制署は4月2日、台湾で初めて国内発生例として新型のA型インフルエンザH7亜型ウイルスによるヒト感染例が確認されたと発表した。概要は以下のとおり。
 患者は中部在住の70代男性であり、家きん飼養業に従事しており、慢性疾患の既往歴があった。患者は、3月20日に鼻水、咳、全身の痛みの症状を呈し、3月22日に発熱のため受診し、同日入院した。画像検査により肺炎が認められ、臨床症状、検査結果及び患者の接触歴に基づき、医師は新型A型インフルエンザとして届出を行い、抗ウイルス薬が使用された。疾病管制署によるさらなる検査及び遺伝子配列解析の結果、インフルエンザA(H7)ウイルスであることが確認された。配列解析の結果、このH7亜型はユーラシア系統に属し、台湾内で長年にわたり野鳥(主にカモ科)から検出されてきたA(H7)ウイルスに近縁であるが、2013~2019年に中国大陸で流行したA(H7N9)とは異なり、低病原性鳥インフルエンザウイルスであった。本日午前、疾病管制署は農政部門及び関連する医学・獣医学の専門家を招集して会議を開催し、検査結果に基づき、当該事例は、新型のA型インフルエンザウイルスによるヒト症例であると確認した。当該症例の病状は改善しており、引き続き隔離下で治療中である。
 疾病管制署は、台湾で初めて新型のA型インフルエンザH7亜型ウイルスの国内ヒト感染症例が検出されたことを受け、衛生及び農政当局が直ちに合同で統合的防疫活動を開始し、関連する調査及び管理対策を実施したと発表した。衛生当局は、防疫医師とともに患者の自宅、家きん農場及び病院に赴き、疫学調査及び関連する防疫対応として現地調査を実施した。現在までに33名の接触者が確認されており、健康監視及び追跡管理が行われ、リスク評価に基づき3人に対して予防的投薬が実施された。接触者のうちの家族6名については検体が採取され、検査の結果いずれも陰性であった。農政当局は速やかに当該農場に対して移動制限を実施し、動物検体の検査を実施したが、鳥インフルエンザウイルスは陰性であった。感染源を特定するため、本日開催された専門家会議において、農政当局が近隣の家きん農場に対する検体採取を拡大するとともに、野鳥協会と連携し周辺の野鳥の糞便の検体採取を行うことが決定された。さらに、疾病管制署は農政当局と引き続き協力し、国内で検出された鳥類由来のH7ウイルスの遺伝子配列を取得し、さらなる比較解析を行う。また衛生及び農政当局は、引き続きヒト及び動物に対する監視体制を強化し、医療機関における呼吸器ウイルス及びインフルエンザ/新型A型インフルエンザ肺炎の監視、家きん農場及び渡り鳥の能動的監視などを実施するとともに、農政当局と連携して家畜・家きん業者に対する個人防護対策の啓発および一般住民への衛生教育を行う。また、すでに鴨飼養団体と連絡を取り、アヒル飼育従事者向けに4万~5万枚のマスクを無償で配布する予定である。
 疾病管制署は、現時点での疫学調査及び検査結果に基づけば、本事例の遺伝子解析において低病原性鳥インフルエンザウイルスであることが示され、鳥からヒトへの伝播リスクの増加に関連する変異は認められず、依然として一般的な鳥由来ウイルスであると示されていることから、本件は散発的な発生例であると暫定的に評価している。症例は治療後に病状が改善していること、ウイルス遺伝子の初期解析において鳥からヒトへの伝播リスクの増加に関連する変異が認められないこと、家きん農場での検査が陰性であること、及び患者の発症後に家族内で他に症状を呈した者がいないことなどを総合的に考慮し、そのリスクは管理可能で、現時点では感染が拡大する懸念はないと評価している。ただし、本件に伴う潜在的リスクを把握するため、引き続き患者の接触者の症状及び検査結果の監視を行い、ウイルスのさらなる解析並びに可能性のある感染源の追跡調査を進めるとともに、農政・衛生の両部門から構成される人獣共通感染症リスク評価のための合同ワーキンググループを立ち上げ、包括的なリスク評価を実施する。疾病管制署は、国際保健規則(IHR)に従い、本日、IHR連絡窓口を通じて世界保健機関(WHO)へ通知する。
(中略)
 疾病管制署は、新型のA型インフルエンザの感染リスク低減のため、家きん・家畜関連業務従事者に対し、作業時の適切な個人防護の徹底及び作業後の消毒の確実な実施を求めた。また、急性呼吸器症状又は結膜炎症状が出現した場合には、速やかに受診し、職業及び動物接触歴を申告するよう呼びかけた。一般市民に対しては、日常生活における以下の事項の遵守を推奨した。
「5つの実施事項」
 肉及び卵は十分に加熱して摂取すること、石けんによる手洗いを徹底すること、症状出現時はマスクを着用のうえ速やかに受診し職業及び接触歴を申告すること、家きん・家畜と長期接触する者はインフルエンザワクチンを接種すること、バランスの取れた食事及び適度な運動を行うこと。
「6つの禁止事項」
 生の家きん・卵製品を摂取しないこと、出所不明の肉製品の購入や密輸に関与しないこと、家きん・家畜への接触又は餌付けを行わないこと、家きん・家畜を野外に放置又は遺棄しないこと、飼養家きんを他の家きんと混在させないこと、換気不良又は混雑した場所への立ち入りを避けること。
地域 アジア
国・地方 台湾
情報源(公的機関) 台湾衛生福利部疾病管制署
情報源(報道) 台湾衛生福利部疾病管制署
URL https://www.mohw.gov.tw/cp-16-86029-1.html

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