食品安全関係情報詳細
| 資料管理ID | syu06700500328 |
| タイトル | 英国環境・食料・農村地域省(DEFRA)、精密育種により作出された脂質高含有量大麦に関する情報を公表 (前半1/2) |
| 資料日付 | 2026年3月13日 |
| 分類1 | - |
| 分類2 | - |
| 概要(記事) | 英国環境・食料・農村地域省(DEFRA)は3月13日、精密育種により作出された脂質高含有量大麦に関する情報を公表した。概要は以下のとおり。 1. 精密育種ステータス確認書(照会番号:PBR/25/HOVU/001)、2月27日 2023年遺伝子工学(精密育種)法第8条に従い、さらに、環境放出に関する諮問委員会(ACRE)からの報告書を受理したことを踏まえ、DEFRA国務大臣は、上市通知PBM/25/HOVU/001にて詳述される当該植物が精密育種により作出されたことを確認し、これを認める。 2. 精密育種上市通知に詳述される生物の精密育種ステータスに関するACREからの提言(照会番号:PBR/25/HOVU/001)、2025年12月 ACREは、2023年遺伝子工学(精密育種)法第1.2節にて明確にされる精密育種生物の定義に基づき、参照される上市通知に詳述される生物が、精密育種生物に該当すると判断する。 ACREの提言は以下のとおり。 (a) 当該ゲノムの如何なる特徴も、現代バイオテクノロジーの適用の結果である 当該オオムギ植物は、部位特異的エンドヌクレアーゼ(CRISPR-Cas9)及び適切なガイドRNAをアグロバクテリウムを介した形質転換によって導入した結果として、トリグリセリドリパーゼ(SDP1A及びSDP1B)をコードすると予測される2つの核遺伝子それぞれに挿入欠失変異を有している。これは、同法にて定義される現代バイオテクノロジーの技術である。 (b) 現代バイオテクノロジーの適用に起因するゲノムの全ての特徴が安定している 一次形質転換体(T0)及びその第一、第二、第三世代(T1、T2、T3)の遺伝子型解析により、導入された双方の変異が複数世代に渡り安定的に遺伝することが示されている。 (c) 現代バイオテクノロジーの適用に起因するゲノムの全ての特徴が、選択技術との併用の有無に関わらず、従来プロセスのみから生じ得るものである CRISPR-Cas9及び適切なガイドRNAを用いてオオムギ植物を形質転換することにより、トリグリセリドリパーゼ(SDP1A及びSDP1B)をコードすると予測される2遺伝子の第2エクソン内にて、非相同末端結合による不正確な修復が生じたと考えられる。これにより、それぞれの標的部位に軽微なインデル(それぞれ1塩基対(bp)の欠失)が導入されてフレームシフトが生じ、コードされるタンパク質の翻訳の早期終結及びその機能喪失が予想される。 詳述されている各標的遺伝子における上記の1塩基対欠失は、同法にて定義される従来のプロセスから生じ得る遺伝的変化である。 (d) 当該ゲノムは、現代バイオテクノロジー以外の如何なる人工的改変技術の適用に起因する特徴も含まな 当該大麦植物は、そのゲノム内において、現代のバイオテクノロジー以外の人工的改変技術により作成される如何なる特徴も含有しない。通知者によるDN配列決定及びデータのバイオインフォマティクス解析では、最終的な大麦植物の形質転換体作成に用いられたT-DNAベクター由来の如何なる配列も検出されない。さらに、形質転換に用られたT-DNA遺伝子特異的なプライマーペアを用いてゲノムDNAのPCR解析が実施されているが、増幅産物は検出されていない。 3. 精密育種生物上市通知(Precision bred organism marketing notice)(照会番号:PBR/25/HOVU/001) 「遺伝子工学(精密育種)規則2025」の別表2に基づき、精密育種植物を上市する意図を通知する際に、国務大臣に提供された情報。 《当該精密育種植物の上市に対し全責任を負う者の名称》 Rothamsted Research 《当該精密育種植物の概要》 (a) 属及び種: 大麦(Hordeum vulgare cv. Golden Promise) (b) 当該植物の形質に対する意図的改変: 植物組織における脂質含有量の増加 (c) 当該改変を引き起こすために導入された遺伝的変化の種類: 2つの核遺伝子における軽微な挿入・欠失変異(indels)。 (d) 当該遺伝的変化の作成に用いられた現代バイオテクノロジーの技術: Hordeum vulgare(barley)の植物体に、リパーゼをコードする2つの遺伝子のコード領域内を標的とする、部位特異的エンドヌクレアーゼ (CRISPR-Cas9)および適切なガイドRNAを用いて、安定的に形質転換を行った(アグロバクテリウムを使用)。非相同末端結合による不正確な修復により、標的部位に軽微なインデルが導入され、これがフレームシフトを引き起こし、コードされるタンパク質の翻訳早期終結と機能喪失をもたらした。 (後半の内容:https://www.fsc.go.jp/fsciis/foodSafetyMaterial/show/syu06700501328) |
| 地域 | 欧州 |
| 国・地方 | 英国 |
| 情報源(公的機関) | 英国環境・食料・農村地域省(DEFRA) |
| 情報源(報道) | 英国環境・食料・農村地域省(DEFRA) |
| URL | https://www.gov.uk/government/publications/precision-bred-organism-marketing-notice-reference-pbr25hovu001 |
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