食品安全関係情報詳細
| 資料管理ID | syu06700470149 |
| タイトル | 欧州食品安全機関(EFSA)、新食品としての「大腸菌K-12 MG1655(ATCC 700926)の派生株(大腸菌K-12 MG1655 INB-6SL_01)を用いて製造される3’-シアリルラクトース(3’-SL)ナトリウム塩」の安全性に関する科学的意見書を公表 (前半1/2) |
| 資料日付 | 2026年3月25日 |
| 分類1 | - |
| 分類2 | - |
| 概要(記事) | 欧州食品安全機関(EFSA)は3月25日、規則(EU) 2015/2283に準拠する新食品としての「大腸菌K-12 MG1655(ATCC 700926)の派生株(大腸菌K-12 MG1655 INB-6SL_01)を用いて製造される3’-シアリルラクトース(3’-SL)ナトリウム塩」の安全性に関する科学的意見書を公表した(2026年3月4日採択、PDF版22ページ、DOI: https://doi.org/10.2903/j.efsa.2026.10009)。概要は以下のとおり。 《背景》 欧州委員会からの要請を受け、EFSAの栄養・新食品・食物アレルゲンに関するパネル(NDAパネル)は、新食品に関する規則(EU) 2015/2283に準拠する新食品としての「3’-シアリルラクトース(3’-SL)ナトリウム塩」に関し、科学的意見を表明するよう求められた。 《既存の科学的意見書及び認可》 3’-シアリルラクトース(3’-SL)及び3’-SLの構造異性体である6’-シアリルラクトース(6’-SL)のナトリウム塩は、以下の通り評価され、認可新食品の欧州連合リスト(欧州委員会施行規則(EU) 2017/24703)に収載されている。 ・ 3’-シアリルラクトースナトリウム塩 ・ 大腸菌K-12 DH1遺伝子組換え株(2020年) ・ 大腸菌W BL21(DE3)遺伝子組換え株(2022年) ・ 大腸菌W (ATCC 9637)遺伝子組換え株(2023年) ・ 6’-シアリルラクトースナトリウム塩 ・ 大腸菌K-12 DH1遺伝子組換え株(2020年) ・ 大腸菌BL21 (DE3)遺伝子組換え株(2022年) ・ 大腸菌W (ATCC 9637)遺伝子組換え株(2023年) ・ 大腸菌K-12 MG1655遺伝子組換え株(2026年) 《評価及び議論》 〈背景〉 3’-SLは、ヒト母乳中に天然に含有されるオリゴ糖複合画分と関連する成分として特定されており、ヒトミルクオリゴ糖(HMO)とも呼ばれる。3’-SLは、D-グルコース・D-ガラクトース・N-アセチル-D-ノイラミン酸(シアル酸)から構成されるシアリル化(酸性)三糖である。 申請者は、新食品の欧州連合リスト(欧州委員会施行規則(EU) 2017/2470)に収載されている、遺伝子組換え大腸菌K-12 DH1・大腸菌BL21(DE3)・大腸菌W(ATCC 9637)株を用いて製造される3’-SLナトリウム塩に対して既に認可されている用途及び用量と同一の用途及び用量を申請している。対象集団は一般集団である。 規則(EU) 2015/2283第3条(2)(a)項に依れば、当該新食品は以下のカテゴリーに該当する。 i. 「新たな又は意図的に改変された分子構造を有する食品であり、当該構造が1997年5月15日以前には欧州連合域内にて、食品として又は食品中に使用されていない食品」、及び ii. 「微生物、真菌又は藻類から構成される、それらから分離される、それらから製造される食品」 〈アイデンティティー〉 当該新食品は、主として3’-SLナトリウム塩(88% w/w乾燥重量(DM)以上)から構成される粉末状の混合物であり、D-ラクトース(5.0% w/w DM以下)、シアル酸(5.0% w/w DM以下)、3-シアリルラクトース(5.0% w/w DM以下)及び他の関連糖類から成る少量の画分(その他の炭水化物の総計は3.0% w/w DM以下)も含有される。当該新食品は、E. coli K-12 MG1655(ATCC 700926)の遺伝子組換え株(E. coli K-12 MG1655 INB-6SL_01)を用いる発酵により製造される。主成分は3’-SL(Neu5Ac-α-(2?3)-Gal-β-(1?4)-Glc)のナトリウム塩であり、N-アセチル-D-ノイラミン酸ナトリウムがα-(2?3)結合を介してD-ガラクトース(Gal)に結合し、Galはβ-(1?4)結合を介してD-グルコース(Glc)に結合している。3’-SLは6’-SLの位置異性体であり、6’-SLは3’-SLと同じ単糖部構造を有するが、N-アセチル-D-ノイラミン酸(Neu5Ac)とD-ガラクトース間はα-(2?3)ではなくα-(2?6)結合となっている。 当該新食品の主成分である3’-SLの構造を確認するため、当該新食品に対して数種の分析が実施されている。 (後半の内容:https://www.fsc.go.jp/fsciis/foodSafetyMaterial/show/syu06700471149) |
| 地域 | 欧州 |
| 国・地方 | EU |
| 情報源(公的機関) | 欧州食品安全機関(EFSA) |
| 情報源(報道) | 欧州食品安全機関(EFSA) |
| URL | https://efsa.onlinelibrary.wiley.com/doi/10.2903/j.efsa.2026.10009 |
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