食品安全関係情報詳細
| 資料管理ID | syu06700300470 |
| タイトル | 欧州疾病予防管理センター(ECDC)、カーボベルデから帰国した旅行者における細菌性赤痢及びその他の胃腸感染症に関する最新の疫学情報を公表 |
| 資料日付 | 2026年3月18日 |
| 分類1 | - |
| 分類2 | - |
| 概要(記事) | 欧州疾病予防管理センター(ECDC)は3月18日、カーボベルデから帰国した旅行者における細菌性赤痢及びその他の胃腸感染症に関する最新の疫学情報を公表した。概要は以下のとおり。 2026年3月時点で、欧州連合/欧州経済領域(EU/EEA)の複数国、英国(UK)、及び米国(US)において、カーボベルデから帰国した旅行者の間で細菌性赤痢及びサルモネラ症等のその他の胃腸感染症の確定症例及び可能性例が1,000例以上検出されており、現在も新たな症例が報告され続けている。 感染源は特定されていないが、現時点の情報からは、食品又は水を介した伝播が示唆されている。カーボベルデのサンタ・マリア地域を訪れる旅行者における新たな感染の可能性は、依然として中程度(moderate)である。感染源が特定され、効果的な管理措置が講じられるまで、細菌性赤痢やその他の胃腸感染症の追加症例が発生すると予想される。帰国した旅行者から採取した検体の検査では、赤痢菌及びサルモネラ属菌が最も頻繁に検出されており、感染源の持続、あるいはばく露が継続していることが示唆されている。これについてはさらに調査が進められている。 2022~2023年及び2025年に発生した過去の集団感染については、2023年公表の「迅速リスク評価書」及び2025年公表の「感染症脅威報告書」で報告されている。 1. 疫学的状況 2022年9月から2026年3月までの期間中、カーボベルデから帰国した旅行者において、EU/EEA加盟13か国、英国、及び米国から、確定例及び可能性例合わせて計766例の細菌性赤痢症例が報告された。内訳は、ベルギー(46例)、 チェコ(14例)、デンマーク(45例)、フィンランド(9例)、フランス(67例)、ドイツ(92例)、アイルランド(2例)、ルクセンブルク(19例)、ノルウェー(5例)、ポーランド(1例)、ポルトガル(12例)、スウェーデン(120例)、オランダ(64例)、英国(263例)、米国(7例)である。 さらに同期間中、サルモネラ症、カンピロバクター症、ジアルジア症、クリプトスポリジウム症、エルシニア症、アメーバ赤痢、及び志賀毒素産生性大腸菌(STEC)並びに腸管侵襲性大腸菌(EIEC)感染症など、その他の胃腸感染症の確定例及び可能性例が300例以上、カーボベルデから帰国した旅行者において報告されている。 得られた疫学情報によると、細菌性赤痢及びその他の胃腸感染症(サルモネラ症など)の罹患者のほとんどは、サル島のサンタ・マリア地域にある同一のホテルチェーンに滞在した。 感染源はいまだ特定されていない。現在の情報からは、食品又は水を介した伝播が強く示唆されているものの、いくつかの事例では直接的なヒトからヒトへの伝播(糞口経路)の可能性も高い。 検査により、2022年9月以降、カーボベルデから帰国した旅行者において、1種類の優勢な赤痢菌の集団感染株が検出されている。これは、1つの感染源の持続又は伝播が継続していることを示唆する。またこれを裏付けるように、2024年以降、1つの持続性のサルモネラ属菌株(a persistent Salmonella strain)が検出されている。 2. 評価 症例が引き続き報告されており、感染源がいまだ特定されていないことを考慮すると、カーボベルデのサンタ・マリア地域訪問時に、旅行者が赤痢菌やその他の胃腸病原体による感染症に罹患する可能性は中程度(moderate)である。感染源が特定され、効果的な管理措置が実施されるまでは、追加症例の発生が予想される。 特に感染用量の低い赤痢菌については、EU/EEA諸国において、病原体の二次伝播の可能性を排除できない。赤痢菌やその他の胃腸感染症は、密接な人的接触、汚染された表面、食品の取り扱いを通じ、糞口経路を介して容易に広がる。性的伝播の可能性もある。家庭、保育施設、医療施設、その他の密接な接触がある環境において、二次症例が発生する可能性がある。 3. 行動(略) 4. 勧告(略) 5. 参考文献(略) |
| 地域 | 欧州 |
| 国・地方 | EU |
| 情報源(公的機関) | 欧州疾病予防管理センター(ECDC) |
| 情報源(報道) | 欧州疾病予防管理センター(ECDC) |
| URL | https://www.ecdc.europa.eu/en/news-events/epidemiological-update-shigellosis-and-other-gastrointestinal-infections-travellers |
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