食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu06690380165
タイトル 論文紹介:「2023年から2025年にかけてオランダで発生したSalmonella Enteritidisによる全国的な広域集団感染における、家きん飼料に使用された汚染卵殻の寄与」
資料日付 2026年3月5日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  Eurosurveillance(2026, 31(9):pii=2500603、doi: 10.2807/1560-7917.ES.2026.31.9.2500603)に掲載されたアウトブレイク報告「2023年から2025年にかけてオランダで発生したSalmonella Enteritidisによる全国的な広域集団感染における、家きん飼料に使用された汚染卵殻の寄与(The role of contaminated eggshells used in poultry feed in a diffuse nationwide outbreak of Salmonella Enteritidis, the Netherlands, 2023 to 2025)、著者DLL Adriaansens(Centre for Infectious Disease Control, National Institute for Public Health and the Environment(RIVM), オランダ)ら」の概要は以下のとおり。
 著者らは、オランダにおける大規模かつ長期にわたるSalmonella Enteritidisによる集団感染について記載している。2023年6月から2025年9月の間に、227例の集団感染症例(男性110人、女性114人、性別に関する情報が不明3人、年齢中央値43歳)が特定された。集団感染症例は、2023年6月以降に、全ゲノムシークエンス解析(WGS)を用いた単連結法によるクラスター解析(single-linkage clustering)に基づき、アレル差5以下を閾値とする集団感染クラスターに属する分離株が検出された個人とした。
 卵の摂取に焦点を当てた症例対照研究が実施され、並行してトレースバック調査及びトレースフォワード調査が行われた。症例対照研究の結果は、2つのWGSサブクラスターの存在を確認するもので、サブクラスターAは平飼い卵(barn egg)と関連(調整オッズ比(aOR)=5.8、95%信頼区間(CI):2.11-15.99)し、サブクラスターBは有機卵(organic egg)と関連(aOR=63.6、95% CI:6.04-670.55)していた。14の採卵鶏農場及び卵殻由来の分離株が当該集団感染と関連付けられ、この集団感染には複数の感染源が存在したことが示唆された。家きん飼料に使用される前の汚染卵殻の不十分な処理が、当該集団感染の拡大及び長期化に寄与した可能性が最も高い。動物飼料の原材料管理を改善するための措置が実施され、症例数の減少に寄与した。しかしながら、当該集団感染には複数の感染源が存在した可能性が高いため、特にサブクラスターBに該当する、新規症例が引き続き検出された。
地域 欧州
国・地方 オランダ
情報源(公的機関) その他
情報源(報道) Eurosurveillance(2026, 31(9):pii=2500603)
URL https://www.eurosurveillance.org/content/10.2807/1560-7917.ES.2026.31.9.2500603

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