食品安全関係情報詳細
| 資料管理ID | syu06670041535 |
| タイトル | 英国毒性委員会(COT)、妊娠中の女性の食事における緑茶と紅茶に含まれる化学物質(カフェイン以外)の潜在的リスクに関するスコーピング・ペーパーを公表【3/4】 (2/3) |
| 資料日付 | 2026年1月27日 |
| 分類1 | - |
| 分類2 | - |
| 概要(記事) | (この記事は 2 / 3 ページ目です) (前ページの内容:https://www.fsc.go.jp/fsciis/foodSafetyMaterial/show/syu06670040535) 2013年、ドイツ連邦リスク評価研究所(BfR)は、ハーブティー及び茶に含まれるPAに関する意見書を公表した(BfR, 2013)(※補足38)。緑茶及び紅茶の検体(各n = 8)について、次の17種類のPAが分析された:エキミジン(echimidine)、ヘリオトリン(heliotrine)、ヘリオトリン N-オキシド(heliotrine-N-oxide)、インテルメジン(intermedine)、ラシオカルピン(lasiocarpine)、ラシオカルピン N-オキシド(lasiocarpine-N-oxide)、リコプサミン(lycopsamine)、モノクロタリン(monocrotaline)、モノクロタリン N-オキシド(monocrotalineN-oxide)、レトロルシン(retrorsine)、レトロルシン N-オキシド(retrorsine N-oxide)、セネシオニン(senecionine)、セネシオニン N-オキシド(senecionine-N-oxide)、セネシフィリン(seneciphylline)、セネシフィリン N-オキシド(seneciphylline-N-oxide)、センキルキン(senkirkine)、トリコデスミン(trichodesmine)。 緑茶及び紅茶におけるPA含有量のUB値(補足 推定上限値)は、それぞれ乾燥製品1 kgあたり486.9 μg及び1,155.5 μgであった。BfRのばく露評価では、検体数が少ないことから緑茶と紅茶は評価対象に含まれなかったものの、PA含有量の多い茶の長期摂取による健康への有害影響の可能性は、一般住民、妊婦、授乳中の女性、及び子どもにおいて「あり得る」と結論した。これらの健康への有害影響の重症度はさまざまである可能性がある。この結論は、利用可能なデータの「平均的」な信頼性(「重要なデータの一部が欠落しているか、矛盾している」)に基づいている。BfRは、PAへのばく露は、予防的措置(ハーブティーや茶の摂取を他の飲料と組み合わせて多様化するなど)を講じること、または摂取を控えることによって、PAへのばく露を管理できると推奨した。 トロパンアルカロイド トロパンアルカロイド(TA)は植物の二次代謝物であり、主にナス科(Solanaceae)及びコカノキ科(Erythroxylaceae)の植物種に高濃度で含まれている。 FSAの分析では、紅茶と緑茶の検体(それぞれn = 5とn = 4)が選ばれた。2検体(いずれも紅茶)から、低濃度(0.15 μg/kgと0.05 μg/kg)のスコポラミン(scopolamine)に由来すると考えられるピークが検出されたが、確定的な検出とは判断できなかった。茶におけるTAの存在は、「TAを含む雑草が意図せず茶製品に混入したことが原因である」と推定された。 マイコトキシン マイコトキシンは、特定のカビ(真菌)が産生する自然由来の毒素である。これらは、さまざまな作物や食品に生育し、特に温暖かつ湿潤な条件下で増殖する。マイコトキシンは、多様な健康被害を引き起こす可能性があり、ヒトと家畜の両方にとって深刻な健康リスクとなる可能性がある(WHO, 2023)(※補足39)。 マイコトキシンの産生は、栽培、収穫、加工、保存など、製造過程のあらゆる段階で起こり得る(Sedovaら, 2018)(※補足40)。文献によると、加工工程や茶葉の種類(緑茶、紅茶など)によって特性が異なるため、真菌汚染の可能性や種類はそれぞれ異なる。Zhangら(2022)(※補足41)は、さまざまな分類の茶におけるマイコトキシンの調査結果を取りまとめている。緑茶及び紅茶で検出されたマイコトキシンは表2(略)に示されている。 (※補足28) Ozdemir, Y. and Gucer, S. (1998) Speciation of manganese in tea leaves and tea infusions. Food Chemistry Volume 61, Issue 3, 31 March 1998, pp. 313-317. https://doi.org/10.1016/S0308-8146(97)00071-X. (※補足29) UKHSA. (2024) Guidance Manganese: general information. Updated 4 December 20254. https://www.gov.uk/government/publications/manganese-properties-and-incident-management/manganese-general-information (※補足30) Iqbal, S. et al. (2020) Selenium, Zinc, and Manganese Status in Pregnant Women and Its Relation to Maternal and Child Complications. Nutrients. 2020 Mar 10; 12(3): 725. https://doi.org/10.3390/nu12030725. (次ページの内容:https://www.fsc.go.jp/fsciis/foodSafetyMaterial/show/syu06670042535) |
| 地域 | 欧州 |
| 国・地方 | 英国 |
| 情報源(公的機関) | 英国毒性委員会(COT) |
| 情報源(報道) | 英国毒性委員会(COT) |
| URL | https://cot.food.gov.uk/Background - green and black tea in the maternal diet |
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