食品安全関係情報詳細
| 資料管理ID | syu06660500294 |
| タイトル | 世界保健機関(WHO)、インドにおけるニパウイルス感染症に関する情報を公表 |
| 資料日付 | 2026年1月30日 |
| 分類1 | - |
| 分類2 | - |
| 概要(記事) | 世界保健機関(WHO)は1月30日、インドにおけるニパウイルス感染症に関する情報を公表した。概要は以下のとおり。 1. 概況 2026年1月26日、インドの担当部局(National IHR(国際保健規則) Focal Point(IHR NFP))は、西ベンガル州でニパウイルス(NiV)感染症の確定症例2例についてWHOに通知した。2例ともBarasat(North 24 Parganas地区)にある同じ私立病院の医療従事者である。NiV感染症は1月13日にPuneにある国立ウイルス学研究所で確認された。1例は1月21日時点で、人工呼吸器を装着しており、もう1例は重度の神経疾患を発症したが、その後回復している。当局は、190人以上の接触者を特定して検査を実施したが、全員がNiV陰性であった。この検査はPuneの国立ウイルス学研究所によって配備された移動式BSL-3(バイオセーフティレベル3)実験室の支援を受けたものである。現在までに新たな症例は確認されていない。本事案は、西ベンガル州で報告された3件目のNiV感染症の集団発生となる(過去には、2001年にSiliguri、2007年にNadiaにおいて集団発生が報告されている)。ばく露源の調査が継続される一方で、監視体制と感染予防・管理(IPC)対策が強化されている。NiV感染症は、感染動物(コウモリ等)、又は感染動物の唾液、尿、及び排泄物に汚染された食品を介して人に伝播する、深刻ではあるものの稀な人獣共通感染症である。また、感染者との密接な接触によってヒトからヒトへ直接伝播することもある。現在、NiV感染症に対する認可された医薬品やワクチンはないが、早期の支持療法によって生存率を向上させることができる。WHOは、ニパウイルスによるリスクを、地方レベル(sub-national level)では中程度(moderate)、国レベル、地域レベル、及び世界レベルでは低い(low)と評価している。 2. 状況の説明 2026年1月26日、インドIHR NFPは、西ベンガル州で発生したNiV感染症の確定症例2例をWHOに通知した。予備検査でNiV感染が示唆され、2026年1月13日にPuneの国立ウイルス学研究所から確認を受けた。 当該症例は、逆転写PCR(RT-PCR)検査及びELISA検査によって確認された。 1例目は女性看護師、2例目は男性看護師である。両症例とも20~30歳で、Barasat(North 24 Parganas地区)在住である。両症例とも2025年12月下旬に重症NiV感染症の典型的な症状を呈し、2026年1月上旬に入院した。2026年1月21日現在、2例目は臨床的な改善が見られたが、1例目は引き続き集中治療下にある。 2例の確定症例を受けて、インドの保健当局は医療・介護従事者、地域住民の接触者を含む190人以上の接触者を特定し、検査を行った。接触者由来の検体は全てNiV陰性であった。 インド国立疾病管理センターは1月27日、西ベンガル州において、2025年12月から現在までに新たな確定例は確認されていないと発表した。 3. ニパウルス感染症の疫学(省略) 4. 公衆衛生対応(省略) 5. WHOリスク評価(省略) 6. WHOの勧告(抜粋) ・コウモリからヒトへの伝播のリスクを減らす 伝播防止のための取り組みは、まずコウモリがナツメヤシの樹液やその他の生鮮食品に近づかないようにすることに焦点を当てるべきである。収集したてのナツメヤシのジュースは煮沸し、果実は摂取する前に十分に洗浄してから皮をむく必要がある。コウモリによる食痕のある果実は廃棄すべきである。コウモリのねぐらであることが知られている場所は避けるべきである。 |
| 地域 | その他 |
| 国・地方 | その他 |
| 情報源(公的機関) | 世界保健機関(WHO) |
| 情報源(報道) | 世界保健機関(WHO) |
| URL | https://www.who.int/emergencies/disease-outbreak-news/item/2026-DON593 |
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