食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu06660350470
タイトル 欧州疾病予防管理センター(ECDC)、ECDC感染症脅威報告(CDTR)第5週号(1月24日~30日)において、乳児用調製乳のセレウリド汚染事例に関する情報を紹介
資料日付 2026年1月30日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  欧州疾病予防管理センター(ECDC)は1月30日、ECDC感染症脅威報告(CDTR)第5週号(1月24日~30日)において、乳児用調製乳のセレウリド汚染事例に関する情報を紹介した。概要は以下のとおり。
・概況
 2026年1月、事業者は、乳児用栄養製品からセレウス菌が産生する催吐毒素であるセレウリドが検出された後、同製品のリコールを拡大した。セレウリドは高度に耐熱性のある催吐性の毒素であり、摂取後すぐに急性の吐き気や嘔吐を引き起こし得る。同事業者がこれまでに実施した根本原因分析により、汚染された原料の特定に至っている。
 リコールは欧州連合/欧州経済領域(EU/EEA)市場を含む全世界規模で実施されている。この予防的リコールは当該毒素の検出を受けて講じられたリスク管理措置である。
 ECDCは、当該製品摂取後の乳児における下痢症例の報告を受けているが、重篤な症例の報告はない。
 1名の乳児において、質量分析法を用いた検査により便検体が当該毒素陽性と判定された。当該乳児はリコール対象のロットの調製乳に由来するミルクを摂取していた。同じ缶に残っていた調製乳はリファレンスラボラトリーで検査される予定である。乳児は摂取後に嘔吐と下痢を呈したが、臨床経過は良好であった。
 ECDCに共有された報告では、リコール対象ロットの調製乳の1検体はセレウリド毒素陽性と判定されている。当該調製乳検体は、問題のロットの摂取後に嘔吐及び下痢症状を報告した乳児の家庭から回収された未開封缶から採取されたものであった。
・ECDCの評価
 当該製品はEU/EEA及びその他の国々で広く流通しており、したがって汚染されたロットの調製乳へのばく露可能性は、調製乳を摂取する乳児にとって中程度から高度(moderate to high)である。潜在的な当該毒素へのばく露/摂取による影響は、子供の年齢(月齢)により異なり、低度から中程度(low to moderate)である。生後6か月未満の乳児及び新生児は、症状を発症する可能性がより高く、脱水症状や電解質異常などの合併症を生じる恐れがある。したがって、EU/EEA域内の1歳未満の乳児に対する本事件の総合的なリスクは中程度(moderate)と評価される。多くの国でこれらの製品の自主的な撤去・リコールが進行中であるため、ばく露の可能性は低下しており、これによりリスクも減少する見込みである。
・行動
 EU加盟国は、疑わしい症例が確認された場合、国内調査において食品安全当局と緊密に連携して取り組むよう奨励される。
 ECDCは疫学情報活動を通じて本件を監視し、影響を受けた国々、欧州食品安全機関(EFSA)、欧州委員会を含む他のステークホルダーと連携している。
 EFSAは欧州委員会及びECDCとの緊密な協力のもと、本食品インシデントを監視している。
 消費者は各国の食品安全当局が提供する助言と指示に従うことが推奨される。関連製品を所有する両親、保護者、養育者は、乳幼児にそれらを与えてはならない。
 当該報告書は以下のURLから入手可能。
https://www.ecdc.europa.eu/sites/default/files/documents/Communicable-disease-threats-report-week-5-2026.pdf
地域 欧州
国・地方 EU
情報源(公的機関) 欧州疾病予防管理センター(ECDC)
情報源(報道) 欧州疾病予防管理センター(ECDC)
URL https://www.ecdc.europa.eu/en/publications-data/communicable-disease-threats-report-24-30-january-2026-week-5

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