食品安全関係情報詳細
| 資料管理ID | syu06650641535 |
| タイトル | 英国毒性委員会(COT)、「母体の食事におけるエキナセアの潜在的健康影響に関する第一声明案」を公表 (2/4) |
| 資料日付 | 2025年12月17日 |
| 分類1 | - |
| 分類2 | - |
| 概要(記事) | (この記事は 2 / 4 ページ目です) (前ページの内容:https://www.fsc.go.jp/fsciis/foodSafetyMaterial/show/syu06650640535) 「TOX/2025/45附属書A」 《序説》 SACNは前回の会合時、「母体、胎児、小児の栄養摂取がその後の人生における慢性疾患の発症に与える影響(The influence of maternal, fetal and child nutrition on the development of chronic disease in later life、2011)」、及び、「生後1年間の栄養法(Feeding in the first year of life、2018)」に関する報告書において、子孫の健康と関連する母体の食事及び栄養摂取に関して検討している。後者の報告書では、母乳育児が母体の健康に与える影響も考慮されている。2019年、SACNは、妊娠中・出産時・出産後24ヶ月までの母体の転帰に焦点を当て、栄養摂取及び母体の健康に関し、リスク評価を実施することに合意した。母体の健康プロジェクトが対処とする範囲の詳細は、「栄養及び母体の健康プロジェクトの対象範囲」の附属書(TOX/2025/44附属書A)に記載されている。 SACNは、必要に応じて他の専門家委員会に諮問し、関連するリスク評価を完了するよう要請することに合意した。SACNメンバーから化学物質類の暫定リストが提案されたが、当該リストはCOTの議論を経て変更される可能性がある。毒性学的安全性の観点から作業範囲を定義するため、さらに、追加/削除可能な化学物質あるいは化学物質分類の候補の選抜に関して意見を要請するため、COTにスコーピング・ペーパー(TOX/2020/45)が提出された。 本作業の一環として、COTは、妊娠中のダイエタリー・サプリメントの使用に関して検討することは有益であると判断した。提出されたスコーピング・ペーパー(TOX/2020/51)では、妊娠中に広く使用されているハーブ・サプリメントについてレビューされている。当該サプリメントは、関連する健康管轄当局及び規制当局が公的に推奨する製品ではないが、事例的エビデンス(anecdotal evidence)や非公式情報源により、種々の利点があると主張され宣伝されている。 当該レビューでは、食品法の下で規制され、かつ、医薬品・ヘルスケア製品規制庁(Medicines and Healthcare Products Regulatory Agency (MHRA))監督下にある伝統的ハーブ医薬品ではないハーブ系ダイエタリー・サプリメントに限定された。レビューの後、COTは、ヒト及び動物のin vitro及びin vivoデータが利用可能である点に注目し、エキナセアにはさらなる調査が必要である旨を示唆した。懸念のある領域には、主として、母体への一般毒性、胎児又は胚の発達への影響、医薬品との潜在的相互作用が含まれる。 COTの推奨事項に基づき、妊娠中にエキナセアを使用することの安全性を評価するため、より広範囲に渡る文献検索が実施された(検索手法の詳細は、附属書Aを参照)。 《背景-用途》 エキナセア属(ムラサキバレンギク属)は、10種からなる草本顕花植物の属の一種であり、北米原産である。エキナセアの3種(Echinacea purpurea、Echinacea pallida、Echinacea angustifolia)は、風邪・インフルエンザ・上気道感染症の予防及び治療に薬用として用いられている。E. purpureaは3種の中で最も広く利用され、広範囲わたり研究されている。 エキナセアのハーブ製品は、免疫力を高め、風邪や上気道感染症の症状を軽減するためのダイエタリー・サプリメントとして販売されることが多く、北米や欧州にて人気を博している。 エキナセア抽出物は、呼吸器感染症(風邪・インフルエンザ、気管支炎、咽頭炎、歯痛)・尿路感染症・皮膚疾患(ブドウ球菌感染症・口唇ヘルペス・潰瘍・傷・火傷・虫刺され・湿疹・アレルギー)・関節リウマチの治療に使用されている。妊娠中の女性の4.3%から9.2%が、風邪やインフルエンザの治療・免疫力の強化・風邪の予防のために妊娠中にエキナセアを使用していると報告している。 《英国におけるエキナセア製品の既存の認可》 E. purpurea (L.) Moench.、E. angustifolia DCの根、E. pallida (Nutt.) Nutt.の根を含有するハーブ製品は、欧州連合(EU)/欧州経済領域(EEA)の加盟国においてハーブ医薬品ライセンスを取得している。英国では、伝統的ハーブ登録(Traditional Herbal Registration (THR))制度の下、MHRAからTHRを取得しているエキナセア製品が多種存在する。これらの製品は、伝統的な使用のみに基づいており、風邪の諸症状やインフルエンザ様感染症の緩和、シミ・吹き出物・色素斑(blemishes)等の軽度の皮膚症状の緩和、女性の膀胱炎に伴う軽度の排尿症状の緩和を目的として承認されており、成人及び12歳以上の小児を対象とし、最長使用期間は10日間である。当該製品の何れも妊婦及び授乳婦には推奨されていない。本ペーパーでは、エキナセア含有ダイエタリー・サプリメントに焦点を当てているが、THR取得製品は、用量及び製剤という点における参考として留意に値する。ただし、食品サプリメントは、製剤・組成・品質・製造に対する基準という観点において、EMA又はMHRA承認のハーブ医薬品とは大きく異なる場合があることに留意すべきである。よって、ライセンス取得製品に関する研究やモノグラフから得られた知見を食品サプリメントに直接適用することは適切ではない可能性がある。 《健康影響に基づく指標値(HBGV)》 現在、エキナセアあるいはその成分に対し、健康影響に基づく指標値(HBGV)は設定されていない。 (次ページの内容:https://www.fsc.go.jp/fsciis/foodSafetyMaterial/show/syu06650642535) |
| 地域 | 欧州 |
| 国・地方 | 英国 |
| 情報源(公的機関) | 英国毒性委員会(COT) |
| 情報源(報道) | 英国毒性委員会(COT) |
| URL | https://cot.food.gov.uk/First%20Draft%20Statement%20on%20the%20potential%20health%20effects%20of%20Echinacea%20in%20the%20maternal%20diet |
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