食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu06630361149
タイトル 欧州食品安全機関(EFSA)、ブドウ中のドジン(dodine)に対する現行の最大残留基準値(MRL)の改正に関する理由を付した意見書を公表 (後半2/2)
資料日付 2025年11月28日
分類1 -
分類2 -
概要(記事) (前半の内容:https://www.fsc.go.jp/fsciis/foodSafetyMaterial/show/syu06630360149)

 加工商品におけるドジンの残留量の程度を調査した特定の試験は提供されておらず、また、必要とされない。これは、理論上の最大一日摂取量(TMDI)が、食用ブドウ及びワイン用ブドウの双方において許容一日摂取量(ADI)の10%というトリガー値(訳注: より詳細なリスク評価が必要かどうかを判断するために使用される事前に設定された閾値)を下回っているためである。
 輪作作物におけるドジンの残留物の存在は、EU農薬ピアレビューの枠組みで調査された。残留物の性質と程度に関する入手可能な情報に基づき、提案された適正農業規範(GAP)に従って有効成分が使用される限り、輪作作物に有意な残留量が存在する可能性は低いと結論された。
本MRL申請の対象作物は、通常、家畜動物に飼料として与えられないため、動物由来商品におけるドジンの残留物は評価されなかった。
 ハチミツ中の残留量の程度を調査した試験が本申請とともに提出されたが、EMSは、ハチミツに対するMRLの要請はなく、規則(EU) No 544/2011に規定され、本申請に適用されるデータ要件に基づき、当該データの評価は不要であると強調した。従って、提出されたデータはEFSAによりさらに評価されなかった。
 ドジンの毒性学的プロファイルは、指令91/414/EECに基づくEU農薬ピアレビューの枠組みで評価され、そのデータは0.1 mg/kg体重/日のADI及び0.1 mg/kg体重の急性参照用量(ARfD)を導出するのに十分であった。
 消費者リスク評価は、EFSAの残留農薬摂取算出モデル(PRIMo)の改訂版3.1を用いて実施された。
 消費者リスク評価では、食用ブドウとワイン用ブドウにおけるドジンの急性ばく露(それぞれARfDの75%と24%)から懸念事項は特定されなかった。算出した慢性摂取量の合計は、ADI(GEMS/Food G08食事(※訳注1))の最大7%を占め、ワイン用ブドウの寄与度が最も高く(ADIの1.34%)、食用ブドウの寄与度はADIの0.84%であった。
 EFSAは、食用ブドウ及びワイン用ブドウに対するドジンの提案された使用は、消費者ばく露が毒性学的参照値を超える結果をもたらさず、従って、消費者の健康に対するリスクをもたらす可能性は低いと結論した。
 承認更新のための有効成分に関する規則(EC) No 1107/2009に基づくピアレビューは進行中であるため、この理由を付した意見書で報告された結論は、ピアレビューの結果を踏まえて再検討が必要となる可能性がある。
 EFSAによるMRL改正案は以下のとおり。品目/現行EU MRL(mg/kg)/EU MRL改正案(mg/kg)。
食用ブドウ/0.01(※補足)/2
ワイン用ブドウ/0.01(※補足)/2
(※補足) MRLがLOQに設定されていることを示す。
(※訳注1) WHOが開発した地球環境モニタリングシステム/食品汚染モニタリング(GEMS/Foodクラスター)食は、国際連合食糧農業機関(FAO)の供給利用勘定データに基づき、世界の17の地域グループにおける一人あたり平均食料消費量を表すものである。各地域グループでは、消費可能な食料量を総人口数(各地域内の各国人口を考慮した加重平均値)で除して算出される。クラスター08には、オーストリア、ドイツ、ポーランド、スペインが含まれる。
https://www.who.int/data/gho/samples/food-cluster-diets
地域 欧州
国・地方 EU
情報源(公的機関) 欧州食品安全機関(EFSA)
情報源(報道) 欧州食品安全機関(EFSA)
URL https://www.efsa.europa.eu/en/efsajournal/pub/9757

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