食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu06610080298
タイトル 国際がん研究機関(IARC)、「アルコール摂取と上部気道消化管扁平上皮がん: 28の前向きコホートからのエビデンス」と題する研究論文を紹介
資料日付 2025年10月22日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  国際がん研究機関(IARC)は10月22日、「アルコール摂取と上部気道消化管扁平上皮がん: 28の前向きコホートからのエビデンス」と題する研究論文を紹介した。概要は以下のとおり。
 IARCとパートナー機関の研究者らは、アルコール摂取は、摂取量が少量でも、上部気道消化管がんのリスクと正の関連を示すことを発見した。この研究結果は、国立がん研究所ジャーナル(Journal of the National Cancer Institute)に掲載された。
 本研究では、アルコール摂取と口腔、咽頭、喉頭、食道のがんを含む上部気道消化管扁平上皮がんのリスクとの関連を評価した。研究者らは喫煙状況、性別、地理的地域、ボディマス指数(BMI)、アルコール飲料の種類による関連も評価し、食事とがんに関する前向き研究のプーリング・プロジェクト(Pooling Project of Prospective Studies of Diet and Cancer)内の28の前向きコホート研究の統合データを分析した。このプロジェクトは、中央値にして15.5年間追跡調査された230万人以上の参加者からなる。
 少量のアルコール摂取(1日あたり0.1~5グラム未満のエタノール)と比較して、ハザード比は摂取量の増加に伴い累増し、1日あたり60グラム以上のエタノール摂取ではハザード比が3を超えた。1日あたりエタノールを10グラム追加摂取するごとに、上部気道消化管がんのリスクが13%上昇した。
 下咽頭がんと食道がんではより強い関連が認められ、関連は男性よりも女性において、また、過体重又は肥満の人々よりも正常体重の人々において関連はわずかに強かった。非常に重要なのは、この関連が非喫煙者において認められたことであり、アルコールがこれらのがんの種類の独立したリスク因子であることを裏付けている。この新たな研究結果は、少量の摂取量でもアルコールの発がんの可能性を明確に示しており、世界的に上部気道消化管がんの負担を軽減するための手段として、アルコール摂取量を制限するという公衆衛生上の勧告を強固にするものである。
 当該論文は以下のURLから閲覧可能。
https://doi.org/10.1093/jnci/djaf230
地域 その他
国・地方 その他
情報源(公的機関) 国際がん研究機関(IARC)
情報源(報道) 国際がん研究機関(IARC)
URL https://www.iarc.who.int/news-events/alcohol-consumption-and-upper-aerodigestive-tract-squamous-cell-carcinoma-evidence-from-28-prospective-cohorts/

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