食品安全関係情報詳細
| 資料管理ID | syu06610060475 |
| タイトル | フランス食品環境労働衛生安全庁(ANSES)、「様々な分野におけるPFAS: モニタリングのための汚染の現状と分類」と題する意見書及び報告書を公表 |
| 資料日付 | 2025年10月22日 |
| 分類1 | - |
| 分類2 | - |
| 概要(記事) | フランス食品環境労働衛生安全庁(ANSES)は10月22日、「様々な分野におけるPFAS: モニタリングのための汚染の現状と分類」と題する意見書及び報告書を公表した。概要は以下のとおり。 パーフルオロ及びポリフルオロアルキル化合物(PFAS)の使用を制限することは、環境中への排出とその結果生じる汚染を抑えるための優先事項である。これほど広範で多様な物質群に対処する場合、最も懸念される物質を特定することは、モニタリングシステムを最適化する上で重要な要素である。 1. ごくわずかのPFASが現在監視されている PFASは、環境中に蓄積・拡散する可能性のある数千種類の物質である。その毒性は断片的に知られている。数千種類のPFAS化合物の中で、法的管理システムに組み込まれているいくつかの物質を除き、調査・実証されているものはごくわずかである。 現在、4種類のPFASが特定の食品(卵、肉製品、水産物)において規制・監視されている。20種類のPFASが飲料水指令においてリストに掲載されており、2026年1月1日から義務的なモニタリングに組み込まれる。 2. 142種類のPFASに関する200万件の汚染データの前例のない調査 このような状況の中で、ANSESはフランスにおけるPFAS汚染に関する入手可能なデータについて、前例のない現状の一覧を作成した。2023年9月~2024年9月に、ANSESは142種類のPFASに関する約200万件のデータを集め活用する大規模な作業を実施した。測定は、様々な分野(飲料水、環境水、堆積物、生物相(特定の生態系に存在する生物の総体)、食品、空気、屋内外の塵埃、土壌、ヒトの生物学的マトリックス(血液、尿、母乳等)、消費財(化粧品、繊維製品等))で行われた。 バイオモニタリングに関しては、作業は国のバイオモニタリング計画を主導するフランス公衆衛生局の評価をよりどころとし、同局のESTEBAN調査(環境・生物学的モニタリング・身体活動・栄養に関する健康調査)と、国立人口統計学研究所及びフランス国立衛生医学研究所(Inserm)が主導するElfe研究(※訳注: 乳幼児期からのフランス人の縦断研究)を考慮に入れた。 3. 汚染に関する情報は非常に不均質である この作業の後に、ANSESは、入手可能なデータの数が分野や物質によって不均質であることを強調している。水(水生環境及び飲料水)と食品に関するデータは数多くあるが、空気、塵埃、土壌に関するデータの数は遥かに少なく、これは現在までに、それらに関するモニタリング活動がなかったことが一因である。 こうした作業により、全ての分野におけるPFAS濃度の度合いを推算することができた。バイオモニタリングデータに関しては、フランス国民の血液で測定された平均PFAS濃度は、数少ない既存の閾値(パーフルオロオクタンスルホン酸(PFOS)、パーフルオロオクタン酸(PFOA))を下回り、欧州で測定された濃度と同程度である。職業性ばく露に関しては、フランスのデータは確認されなかった。 4. PFASの毒性と存在に関する入手可能なデータを考慮してモニタリングを拡大する ANSESは、状況に適合したモニタリングの拡大を提案するために、PFASの分類方法を開発した。この枠内で、毒性データを収集し、さらなる105種類のPFASを特定した。 この作業により、247種類のPFAS (トリフルオロ酢酸(TFA)を含む)をモニタリング戦略に組み込むことが可能になった。 当該方法は、以下の入手可能な情報のレベルを相互参照させることに基づいている: ・様々な分野における物質の存在 ・物質の毒性: 毒性値の存在、発がん性、変異原性、生殖毒性、内分泌かく乱物質としての分類及び生態毒性データの存在 この結果を受けて、ANSESは以下の3つのモニタリング戦略を提案する: ・恒久的モニタリング: 国のモニタリング計画の枠内で、最も懸念され繰り返し現れる物質 ・一時的に実施する探索的モニタリング: 現在調査されていない、又は調査が不十分な物質 ・局所的モニタリング: 汚染が過去か現在かにかかわらず、確かな又は疑われる局所的汚染源に関連する物質 5. PFASに関する追加データの収集と調査を方向づける ANSESは、食品接触材料、飲料水と接触する材料、建築材料、消費財といった、他のいくつかの特定の汚染源を調査することの重要性を強調するとともに、特にこれらの製品や材料からPFASが放出又は排出される可能性を評価するよう勧告する。 ANSESはまた、PFASの毒性に関する知見が依然として代表的な物質群に限定されていること、そして、PFASの毒性メカニズムは多様であることを強調する。PFASの研究を進めるために、ANSESは以下の特定を目的とする研究を優先するよう呼びかける: ・他の多くのPFASの分解の結果生じる物質 ・生物において高い蓄積性及び/又は残留性を示す物質 6. 新しい汚染・毒性データが得られ次第、PFASのモニタリングを更新する(略) 当該意見書及び報告書2件(694ページ、フランス語)は以下のURLから閲覧可能。 https://www.anses.fr/system/files/ERCA2022-SA-0198-RA.pdf |
| 地域 | 欧州 |
| 国・地方 | フランス |
| 情報源(公的機関) | フランス食品環境労働衛生安全庁(ANSES) |
| 情報源(報道) | フランス食品環境労働衛生安全庁(ANSES) |
| URL | https://www.anses.fr/fr/content/surveillance-nationale-des-PFAS-integrer-les-donnees-de-contamination-et-de-toxicite |
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