食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu06590060160
タイトル 英国食品基準庁(FSA)、食品添加物としての硝酸塩及び亜硝酸塩の安全性に関する、外部委託機関による調査報告書を公表
資料日付 2025年10月1日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  英国食品基準庁(FSA)は10月1日、食品添加物としての硝酸塩及び亜硝酸塩の安全性に関する、外部委託機関による調査報告書を公表した。概要は以下のとおり。
 硝酸塩(硝酸ナトリウム及び硝酸カリウム)及び亜硝酸塩(亜硝酸ナトリウム及び亜硝酸カリウム)は、抗菌作用及び特定の特性を維持する能力から、食品添加物として一般的に使用されている。これらの添加物の、大腸がんと関連付けられているニトロソアミンの生成への寄与に関する懸念から、欧州連合(EU)では最近、法改正が行われた。これらの添加物の安全性に関する最新の知見提供を目的として、FSAはRSM UK(訳注:外部委託機関)に対し、2016年から2024年までに発表された関連文献の迅速なエビデンス評価を実施するよう委託した。本レビューの焦点はヒトの健康であった。時間及びリソースの制約、並びに疫学モデルやin vitroモデルを通じてヒトのデータが合理的に入手可能であったことから、動物研究は、文献調査で確認されたとしても、レビューから除外された。結果として、食事由来の硝酸塩及び亜硝酸塩は、速やかに吸収され、硝酸塩は亜硝酸塩、酸化窒素、N-ニトロソ化合物へ代謝され、大部分が尿中へ排泄されることが示された。口腔内細菌は硝酸から亜硝酸塩への変換を促進し、全身の亜硝酸塩ばく露及びニトロソ化に影響を与え、胃の酸性環境下ではN-ニトロソ化合物の生成を引き起こす。これらの添加物の摂取とがん等の健康リスクとの関連性について、決定的なエビデンスはなかった。本レビューでは、高い調理温度、長い調理時間、及び亜硝酸塩での保存処理が、ニトロソアミン及びN-ニトロソ化合物の増加と関連していることが浮き彫りになった。数々の研究では一貫して、食事性硝酸塩摂取に大きく寄与するのは植物性食品であることが示されていたが、食事性亜硝酸塩摂取に大きく寄与するのは加工肉であり、消費者の摂取量が許容一日摂取量を超過する場合がある。本レビューでは、食品添加物である硝酸塩及び亜硝酸塩の代わりとなり、特定の有益な特性をもつ代替品について検討した。しかしながら、これらの代替品の試験の方法論における一貫性のなさ、及びリスクが着目された。今後の研究では、異なる調理法や添加物がニトロソアミンの生成に影響を及ぼす正確なメカニズムの解明に焦点を当てるべきである。
地域 欧州
国・地方 英国
情報源(公的機関) 英国食品基準庁(FSA)
情報源(報道) 英国食品基準庁(FSA)
URL https://science.food.gov.uk/article/144676-safety-of-nitrates-and-nitrites-as-food-additives

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