食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu06560330397 |
タイトル | フランス労働・保健・連帯・家族省、リステリア・モノサイトゲネス汚染の可能性による加熱殺菌乳(lait pasteurise)で作られたチーズの撤去・リコールを公表 |
資料日付 | 2025年8月13日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | フランス労働・保健・連帯・家族省は8月13日、リステリア・モノサイトゲネス汚染の可能性による加熱殺菌乳(lait pasteurise)で作られたチーズの撤去・リコールを公表した。概要は以下のとおり。 保健当局は、類似した特性を示す細菌株によって引き起こされたリステリア症21例を特定しており、そのうち18例は2025年6月初頭以降に特定された。患者の年齢は34歳~95歳である。2人の死亡が報告されている(1例目については基礎疾患が明らかにされているが、2例目については、情報は得られていない)。 フランス公衆衛生局が、パスツール研究所のリステリア菌に関するナショナルリファレンスセンター及び食品総局と協力し、保健総局と連携して実施した調査の結果、8月初頭に同じ結論を示す疫学的・微生物学的要素が特定され、これらのリステリア症の症例と、Chavegrand社が製造した加熱殺菌乳で作られたチーズの喫食との間の潜在的な関連が立証された。 慎重を期して、同社は保健当局と連携し、2025年6月23日以前に製造されたチーズの全ロットのリコールを実施している。これらの製品はすべて、加熱殺菌された牛乳(カマンベールやクレムーなど)又は山羊乳(bucheなど)から作られた、かびに覆われた外皮のソフトチーズであり、2025年8月9日まで同社によってフランス全土ならびに国外で、さまざまなブランド名で販売されていた。 対象製品は、衛生マークFR 23.117.001 CE/UEがついたRappelconso(※訳注: リコール製品情報専用の公的ウェブサイト)に掲載の情報シート、又は販売店にて確認することができる。 これらの製品を所持している人は、製品を摂取しないことが求められる。 製品を喫食して、発熱又は頭痛や筋肉痛を伴う発熱を呈した場合は、主治医の診察を受け、当該製品を摂取した旨を報告することが推奨される。妊婦において、神経学的合併症や母体又は胎児の症状を伴う重篤な病態も時として起こることがある。 妊婦、免疫不全者、高齢者はこれらの症状に特に注意する必要がある。リステリア症は重症になる可能性のある疾病で、その潜伏期間は最大8週間に及ぶことがある。 妊婦、新生児、免疫不全者、高齢者などリスクの高い人々は、リステリア菌による汚染のリスクが最も高い製品を喫食しないようにしなければならない。それらは、そのままで喫食する調理済み又は生の豚肉加工製品(調理済み又は生のハム、ゼリー状の製品、フォアグラ、パテ、リエットなど)、海産物(燻製魚、タラモサラタ(tarama)、生の貝類など)、特定の乳製品(生乳、かびに覆われた外皮又はウォッシュタイプのソフトチーズなど)である。 加熱殺菌乳で作られたチーズの汚染は稀であるが、それでもリステリア・モノサイトゲネスが環境中に広く存在するため、発生することがある。 |
地域 | 欧州 |
国・地方 | フランス |
情報源(公的機関) | フランス連帯・保健省 |
情報源(報道) | フランス労働・保健・連帯・家族省 |
URL | https://sante.gouv.fr/actualites/presse/communiques-de-presse/article/cas-de-listeriose-retrait-rappel-de-fromages-au-lait-pasteurise-en-raison-d-une-433042 |
(※注)食品安全関係情報データベースに関する注意事項
本データベースには、食品安全委員会が収集した食品安全に関する国際機関、国内外の政府機関等の情報を掲載しています。
掲載情報は、国際機関、国内外の政府機関等のホームページ上に公表された情報から収集したものですが、関係する全ての機関の情報を確認しているものではありません。また、情報内容について食品安全委員会が確認若しくは推薦しているものではありません。
掲載情報のタイトル及び概要(記事)は、食品安全委員会が和訳・要約したものであり、その和訳・要約内容について情報公開機関に対する確認は行っておりませんので、その文責は食品安全委員会にあります。
情報公表機関からの公表文書については、個別項目の欄に記載されているURLからご確認下さい。ただし、記載されているURLは情報収集時のものであり、その後変更されている可能性がありますので、ご了承下さい。
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