食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu06560260105 |
タイトル | 米国食品医薬品庁(FDA)、新大陸スクリューワーム(NWS)と闘い、米国の食料供給を守るために、米国保健福祉省(HHS)がFDAに動物用医薬品の緊急使用を許可することを公表 |
資料日付 | 2025年8月19日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | 米国食品医薬品庁(FDA)は8月19日、新大陸スクリューワーム(NWS)と闘い、米国の食料供給を守るために、米国保健福祉省(HHS)がFDAに動物用医薬品の緊急使用を許可することを公表した。概要は以下のとおり。 HHSは、NWSによる寄生を治療又は予防するための動物用医薬品の緊急使用許可(Emergency Use Authorizations (EUAs))をFDAが発行できるようにする声明(declaration)を発表した。当該声明は、動物用医薬品にのみ適用される。 NWSは、家畜、ペット、野生動物、そしてまれにヒト等の温血動物に寄生し、重度の組織損傷を引き起こし、時には死に至らせる。米国におけるヒトの健康に対するリスクは依然として非常に低い(very low)が、動物集団及び食品サプライチェーンに対する将来の潜在的な脅威に対して、積極的な措置が必要である。NWSは数十年前に北米及び中米から根絶されたが、2022年以降北上し、現在はメキシコとの米国国境に近づいている。この寄生虫は家畜及び食料安全保障への新興の脅威となり、国家安全保障及び動物衛生の両方に潜在的な影響を与えている。 現在、米国にはFDAが承認したNWSに対する医薬品はない。FDAはEUAにより、他の用途で承認されているか、又は他の国で入手可能であるが、米国ではNWSに対して正式に承認されていない特定の動物用医薬品について、柔軟かつ迅速な使用を承認することができる。これにより、獣医師、農業従事者、及び動物衛生当局は、ペット、家畜、及び米国の食料供給を守るために必要なツールが適時に利用可能となる。 FDAは、緊急使用が承認された製品の適切な使用に関する今後の指針を獣医師及びステークホルダーに提供し、「新大陸スクリューワーム:獣医師向け情報」のページを更新する予定である。 (※補足)「新大陸スクリューワーム: 獣医師向け情報」の内容は以下のとおり(確認日: 2025年9月3日)。 FDAの動物用医薬品センター(CVM)は、新たな情報が入り次第、このページを更新する予定である。現在、FDAが動物における新大陸スクリューワーム(NWS)蝿蛆症の治療又は予防のために承認した動物用医薬品はない。FDAのCVMは、動物用医薬品製造業者と協力して、NWS蝿蛆症の予防又は治療に使える可能性のある製品を特定し、承認又はその他の承認を得るよう努めている。 獣医師は、既存の規制(21 CFR Part 530)に従い、獣医師、患畜及び飼主の有効な関係がある場合、ラベルに記載されていない用途でFDA承認製品の使用を処方できる。CVMは、獣医師に対し、動物用医薬品の適応外使用に関する既存の規制を確認するよう促している。特に、食用動物の獣医師は、食料生産動物における適応外使用の追加要件(薬用飼料としての投与を含む)に注意が必要である。 CVMは、科学文献でNWS蝿蛆症の予防又は治療に有効である可能性が示されている、NWS蝿蛆症以外の適応症で承認されたFDA承認の動物用医薬品の特定を支援するための情報を提供している。 下表にリストされた製品(訳注: 9品目)は、NWS蝿蛆症の予防又は治療のためのFDAの厳格な医薬品評価プロセスを経ておらず、CVMはこれらの製品をNWS蝿蛆症への使用を推奨又は承認していない。CVMは、NWS蝿蛆症に対する動物用医薬品の使用に関する科学的文献に情報不足があることを認識している。NWS蝿蛆症に影響を受ける可能性のある他の多くの動物種(例: 馬、野生動物、小型反すう動物)は、下表に記載されていない。 当該獣医師向け情報のページは、以下のURLから閲覧可能。 https://www.fda.gov/animal-veterinary/safety-health/new-world-screwworm-information-veterinarians |
地域 | 北米 |
国・地方 | 米国 |
情報源(公的機関) | 米国/食品医薬品庁(FDA) |
情報源(報道) | 米国食品医薬品庁(FDA) |
URL | https://www.fda.gov/news-events/press-announcements/hhs-allows-fda-emergency-use-animal-drugs-combat-new-world-screwworm-protect-us-food-supply |
(※注)食品安全関係情報データベースに関する注意事項
本データベースには、食品安全委員会が収集した食品安全に関する国際機関、国内外の政府機関等の情報を掲載しています。
掲載情報は、国際機関、国内外の政府機関等のホームページ上に公表された情報から収集したものですが、関係する全ての機関の情報を確認しているものではありません。また、情報内容について食品安全委員会が確認若しくは推薦しているものではありません。
掲載情報のタイトル及び概要(記事)は、食品安全委員会が和訳・要約したものであり、その和訳・要約内容について情報公開機関に対する確認は行っておりませんので、その文責は食品安全委員会にあります。
情報公表機関からの公表文書については、個別項目の欄に記載されているURLからご確認下さい。ただし、記載されているURLは情報収集時のものであり、その後変更されている可能性がありますので、ご了承下さい。
本データベースには、食品安全委員会が収集した食品安全に関する国際機関、国内外の政府機関等の情報を掲載しています。
掲載情報は、国際機関、国内外の政府機関等のホームページ上に公表された情報から収集したものですが、関係する全ての機関の情報を確認しているものではありません。また、情報内容について食品安全委員会が確認若しくは推薦しているものではありません。
掲載情報のタイトル及び概要(記事)は、食品安全委員会が和訳・要約したものであり、その和訳・要約内容について情報公開機関に対する確認は行っておりませんので、その文責は食品安全委員会にあります。
情報公表機関からの公表文書については、個別項目の欄に記載されているURLからご確認下さい。ただし、記載されているURLは情報収集時のものであり、その後変更されている可能性がありますので、ご了承下さい。