食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu06560100149 |
タイトル | 欧州食品安全機関(EFSA)、食品添加物としてのD-α-トコフェロールポリエチレングリコール-1000コハク酸(ビタミンE TPGS)の安全性評価に関する科学的意見書を公表 |
資料日付 | 2025年8月11日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | 欧州食品安全機関(EFSA)は8月11日、食品添加物としてのD-α-トコフェロールポリエチレングリコール-1000コハク酸(ビタミンE TPGS)の安全性評価に関する科学的意見書(7月11日採択、PDF版27ページ、 https://doi.org/10.2903/j.efsa.2025.9605)を公表した。概要は以下のとおり。 EFSAの食品添加物及び香料に関するパネル(FAFパネル)は、複数の食品カテゴリーにおいて乳化剤として使用される新たな食品添加物としてのD-α-トコフェロールポリエチレングリコール-1000コハク酸(ビタミンE TPGS)の安全性に関する科学的意見書を提供した。2007年、EFSAの食品添加物・香料・加工助剤及び食品と接触する物質に関するパネル(AFCパネル)は、特定の栄養用途の食品に使用されるトコフェロールの供給源としてTPGSを評価した。FAFパネルは、AFCパネルの評価が現在の新たな食品添加物に適用可能であると判断した。組成データによると、提案された食品添加物は、ビタミンE TPGSモノエステル(全製剤の>82% w/w)とジエステル(全製剤の<20% w/w)から構成されている。ビタミンE TPGSの加水分解に関するデータは、D-α-トコフェロールとコハク酸のエステル結合が試験条件下で安定であり、遊離D-α-トコフェロールの増加が観察されなかったことを示している。ビタミンE TPGSは吸収率が低く、健康な集団におけるビタミンEの供給源とはならない。ビタミンE TPGSは遺伝毒性に関する懸念はなく、最大TPGS 1000 mg/kg体重/日(試験された最高用量で、参照点として特定された量)で生殖及び発達パラメータに対する有害影響は観察されなかった。利用可能なデータの制限(例えば、報告方法)のため、FAFパネルは許容一日摂取量(ADI)を導出する代わりにばく露マージン(MOE)アプローチを採用した。FAFパネルは、算出したMOEが十分であると判断した。利用可能なデータに基づき、FAFパネルはビタミンE TPGSを新たな食品添加物として使用する場合、提案された用途及び使用量において安全性上の懸念はないと結論した。 |
地域 | 欧州 |
国・地方 | EU |
情報源(公的機関) | 欧州食品安全機関(EFSA) |
情報源(報道) | 欧州食品安全機関(EFSA) |
URL | https://www.efsa.europa.eu/en/efsajournal/pub/9605 |
(※注)食品安全関係情報データベースに関する注意事項
本データベースには、食品安全委員会が収集した食品安全に関する国際機関、国内外の政府機関等の情報を掲載しています。
掲載情報は、国際機関、国内外の政府機関等のホームページ上に公表された情報から収集したものですが、関係する全ての機関の情報を確認しているものではありません。また、情報内容について食品安全委員会が確認若しくは推薦しているものではありません。
掲載情報のタイトル及び概要(記事)は、食品安全委員会が和訳・要約したものであり、その和訳・要約内容について情報公開機関に対する確認は行っておりませんので、その文責は食品安全委員会にあります。
情報公表機関からの公表文書については、個別項目の欄に記載されているURLからご確認下さい。ただし、記載されているURLは情報収集時のものであり、その後変更されている可能性がありますので、ご了承下さい。
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