食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu06560030149
タイトル 欧州食品安全機関(EFSA)、欧州集団における鉛の食事性ばく露に関する科学的報告書を公表
資料日付 2025年8月8日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  欧州食品安全機関(EFSA)は8月8日、欧州集団における鉛の食事性ばく露に関する科学的報告書(6月30日承認、PDF版60ページ、 https://doi.org/10.2903/j.efsa.2025.9577)を公表した。概要は以下のとおり。
 欧州委員会の要請及び欧州環境機関(訳注 EEA)により特定された共同評価の必要性に基づき、EFSAは欧州集団における鉛の慢性的な食事性ばく露を評価し、2012年の評価結果を更新した。最も高い平均鉛濃度は「肉及び肉製品」の食品カテゴリーで観察され、これは狩猟用哺乳類の肉に検出された極端な鉛濃度により強く影響を受けていた。この影響は、それらを含む(シナリオA)又はそれらを除外する(シナリオB)、2つのばく露シナリオにより評価された。シナリオAでは、最も高い平均ばく露の上限(UB)及び95パーセンタイルばく露のUBは、それぞれ、乳幼児(1.80 μg/kg体重/日)及び乳児(3.36 μg/kg体重/日)と推定された。様々な年齢層にわたって、成人の鉛の食事性ばく露の主な寄与源は、肉製品(主に「燻製の熟成した生ソーセージ」、その他の種類のソーセージ、狩猟用哺乳類の肉)と「パン及び類似製品」であった。狩猟用動物の肉を多量に摂取する人に対する特別なばく露シナリオでは、極端な鉛濃度を考慮した場合、総人口と比較してばく露量が約6倍高いことが示された。EFSAはまた、鉛の存在の経時的な傾向を調査した。時間的な傾向を説明するために線形が適切であると判断された。同じ国内の測定値の類似性を考慮するため、ランダム効果が使用された。鉛の存在は、ほとんどの食品カテゴリーでわずかな減少を示したが、「マメ類、ナッツ、油用種子類、香辛料」(+0.32 μg/kg/月)、「野菜及び野菜製品」(+0.17 μg/kg/月)、「コーヒー、ココア、茶、及び煎じ液」(1.28 μg/kg/月 (訳注 正しくは+1.28であると思われる))では増加が観察された。不確実性が特定され、今後の鉛の食事性ばく露評価を改善するための推奨事項が列挙された。
 これらの推奨事項は主に、データ提供者に化学物質モニタリング報告ガイダンスで指定された要件に従って分析データを提出するよう求めることに焦点を当てている。具体的には、サンプルの正確な記述や成分情報(例えば、狩猟用哺乳類の肉)の提供、適切な感度を有する検証済みの分析方法の使用、飲料水(特に水道水)におけるモニタリングが減少した原因をさらに調査することが含まれる。狩猟用哺乳類に関しては、生産方法(狩猟か飼育か)を正確に報告することが推奨される。母乳で育てられた乳児の汚染物質(鉛を含む)へのばく露を推定するための存在データを提供することを目的として、母乳に関するヒトバイオモニタリングデータを収集することが推奨される。
地域 欧州
国・地方 EU
情報源(公的機関) 欧州食品安全機関(EFSA)
情報源(報道) 欧州食品安全機関(EFSA)
URL https://www.efsa.europa.eu/en/efsajournal/pub/9577

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