食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu06551070149
タイトル 欧州食品安全機関(EFSA)、全動物種に使用するSalvia officinalis L.の葉由来のチンキ(セージチンキ)からなる飼料添加物の安全性及び有効性に関する科学的意見書を公表
資料日付 2025年7月30日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  欧州食品安全機関(EFSA)は7月30日、全動物種に使用するSalvia officinalis L.の葉由来のチンキ(セージチンキ)からなる飼料添加物の安全性及び有効性に関する科学的意見書(6月24日採択、PDF版17ページ、 https://doi.org/10.2903/j.efsa.2025.9545)を公表した。概要は以下のとおり。
 欧州委員会の要請に基づき、EFSAは、全動物種における飼料及び飲用水の官能的添加物(sensory additive)として使用するSalvia officinalis L.の葉由来のチンキ(セージチンキ)の安全性及び有効性に関する科学的意見書の提出を求められた。当該製品は■■■■■(※訳注: 原文黒塗り)溶液で、乾燥物質含有量は約1.76%である。当該製品には平均で0.314%(w/w)の総ポリフェノール類(そのうち0.0458%がフラボノイド類)が含まれている。エストラゴールは当該チンキから検出されなかった。EFSAの動物用飼料に使用される添加物及び製品又は物質に関する科学パネル(FEEDAPパネル)は、観賞用魚類において提案された使用量(500 mg/kg完全飼料)で、当該セージチンキの使用は安全であると結論した。その他の動物種において算出された完全飼料中の安全濃度は以下のとおりである。肥育用鶏で35 mg/kg、採卵用鶏で52 mg/kg、肥育用七面鳥で47 mg/kg、肥育用豚で75 mg/kg、子豚で62 mg/kg、雌豚で91 mg/kg、食肉用子牛で156 mg/kg、肥育用牛、羊/山羊、馬で137 mg/kg、乳用牛で89 mg/kg、ウサギで55 mg/kg、サケ科魚類で156 mg/kg、犬で164 mg/kg、猫で137 mg/kg。これらの結論は、生理学的に近縁のその他の動物種に外挿された。その他の動物種については、当該添加物は35 mg/kg完全飼料で安全である。当該添加物を動物用飼料に使用した場合、消費者及び環境に対する安全性上の懸念は認められなかった。S. officinalisの葉は食品を風味付けすると認識されており、飼料における機能は食品におけるものと実質的に同じであり、有効性に関するさらなる実証は不要である。
地域 欧州
国・地方 EU
情報源(公的機関) 欧州食品安全機関(EFSA)
情報源(報道) 欧州食品安全機関(EFSA)
URL https://www.efsa.europa.eu/en/efsajournal/pub/9545
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