食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu06551050149
タイトル 欧州食品安全機関(EFSA)、全動物種に使用するOcimum basilicum L.の葉由来のチンキ(バジルチンキ)からなる飼料添加物の安全性及び有効性に関する科学的意見書を公表
資料日付 2025年7月30日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  欧州食品安全機関(EFSA)は7月30日、全動物種に使用するOcimum basilicum L.の葉由来のチンキ(バジルチンキ)からなる飼料添加物の安全性及び有効性に関する科学的意見書(6月24日採択、PDF版12ページ、 https://doi.org/10.2903/j.efsa.2025.9543)を公表した。概要は以下のとおり。
 欧州委員会の要請を受け、EFSAは、全動物種における飼料及び飲用水の官能的添加物(sensory additive)として使用するOcimum basilicum L.の葉由来のチンキ(バジルチンキ)の安全性及び有効性に関する科学的意見書の提出を求められた。当該製品は■■■■■(※訳注: 原文黒塗り)溶液で、乾燥物質含有量は約1.79%である。当該バジルチンキには、平均0.187%(w/w)の総ポリフェノール類(そのうち0.0247%がフラボノイド類)が含まれている。当該添加物において、メチルオイゲノール(0.0006%)とエストラゴール(0.00005%)が検出された。EFSAの動物用飼料に使用される添加物及び製品又は物質に関する科学パネル(FEEDAPパネル)は、当該バジルチンキの使用が長命の動物及び繁殖用動物に有害影響を引き起こす可能性は極めて低く、以下の濃度で完全飼料中に含まれる場合、それぞれの肥育用動物種に対する安全性上の懸念はないと結論した。肥育用鶏で65 mg/kg、採卵用鶏で97 mg/kg、肥育用七面鳥で87 mg/kg、肥育用豚で140 mg/kg、子豚で116 mg/kg、雌豚で170 mg/kg、食肉用子牛で291 mg/kg、 肥育用牛、羊/山羊、馬で256 mg/kg、乳用牛で166 mg/kg、ウサギで102 mg/kg、サケ科魚類で292 mg/kg、犬で307 mg/kg、猫で256 mg/kg、観賞用魚類で500 mg/kg。これらの結論は、生理学的に近縁のその他の動物種に外挿された。その他の動物種については、65 mg/kg完全飼料で有害影響を引き起こす可能性は極めて低い。当該添加物を動物用飼料に使用した場合、消費者及び環境に対する安全性上の懸念は認められなかった。O. basilicumの葉は食品に風味付けすると認識されており、飼料における機能は食品におけるものと実質的に同じであり、有効性に関するさらなる実証は不要である。
地域 欧州
国・地方 EU
情報源(公的機関) 欧州食品安全機関(EFSA)
情報源(報道) 欧州食品安全機関(EFSA)
URL https://www.efsa.europa.eu/en/efsajournal/pub/9543
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