食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu06550040105
タイトル 米国食品医薬品庁(FDA)、食品中の化学物質の毒性スクリーニングのための新ツールを公表
資料日付 2025年7月30日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  米国食品医薬品庁(FDA)は7月30日、食品中の化学物質の毒性スクリーニングのための新ツールを公表した。概要は以下のとおり。
 FDAは、食品化学物質安全プログラムの透明性向上及び強化に対するFDAの取り組みを推進する拡張デシジョンツリー(Expanded Decision Tree (EDT))化学物質毒性及びリスクスクリーニングツールを発表した。当該ツールは、化学物質の構造と推定される毒性に基づいて、食品中の化学物質の安全性評価を支援するための、一貫性があり体系的かつ科学に基づいたアプローチを提供するものである。当該EDTは外部の査読を経て評価され、その開発における重要な節目となった。FDAは、当該ツールに関する更なるフィードバックを得るために、ステークホルダー及び国民に働きかけていく予定である。
 一部の化学物質には毒性があり、特定のレベルでばく露されるとヒトの健康にリスクをもたらす可能性がある。FDAは、食品成分及び食品接触材料としての化学物質の安全な使用を評価することにより、食品供給の確保を支援している。これを行うために、FDAは科学的ツール及び規制ツールを用いて食品中の化学物質の安全性を評価すると同時に、これらの方法を継続的に更新して新しいアプローチを取り入れている。
 当該EDTは、新しいアプローチ方法論(New Approach Methods, NAMs)の一例であり、NAMsは大規模なデータセットを活用して、リスク管理の意思決定及び措置に情報を提供できる、化学物質評価へのより迅速かつ低コストの有益な新しいアプローチを実現するものである。当該EDTは近年、国際的に広く支持されている。化学物質の安全性を評価するためのこのアプローチは、オリジナルのCramer Decision Treeツールの最新バージョンであり、構造的特徴に基づいて化学物質をスクリーニングするために使用できる。Cramer Decision Treeツールは、主に化学構造に基づく一連の質問を用いて化学物質を慢性毒性の可能性に基づいて分類する科学的ツールであり、特に化学物質に関する試験データが限られている場合に、新規化学物質の予測毒性を迅速かつ予備的に推定するために科学者によって広く使用されてきた。FDAの当該EDTにおいて、完全な化学構造ベースの質問のセットは更新され、拡張され、及び大幅に洗練されており、Cramer Decision Tree よりも特異性の高い化学物質の分類が可能になる。当該EDTはまた、食品中の化学物質に関する潜在的なデータギャップに対処するために必要になる可能性のある追加の試験又は評価の性質及び範囲を判断するためにも役立つ。当該EDTは、最終的には食品供給の安全性を確保のために、食品中の化学物質の市販前及び市販後の評価の両方で利用されることが期待されている。FDAは、当該EDTにより市販後審査の対象となる化学物質の優先順位付けに活用可能な情報が提供されると期待している。
 2024年3月、FDAは当該EDTを外部査読のために提出した。このレビューでは、情報品質法(Information Quality Act)の要件に沿って外部の科学専門家からの意見を収集した。FDAはレビューに基づいてEDTを更新し、現在、技術的な検討のために科学コミュニティに公開中である。一方、FDAは一般向けのEDT用のソフトウェアソリューションを開発しており、食品供給中の化学物質に関するより多くの情報にアクセスし、国民の意見に基づいて当該EDTを時間をかけて、さらに改良していく予定である。
 FDAは、当該EDTを説明するための情報提供動画を公開し、また、ステークホルダーからの意見を受け付けるためにリスニングセッションを開催する予定である。
 詳細情報は、以下のURLから入手可能。
https://www.fda.gov/food/food-chemical-safety/expanded-decision-tree-fdas-food-chemical-toxicity-screening-tool
地域 北米
国・地方 米国
情報源(公的機関) 米国/食品医薬品庁(FDA)
情報源(報道) 米国食品医薬品庁(FDA)
URL https://www.fda.gov/food/hfp-constituent-updates/fda-releases-new-tool-toxicity-screening-chemicals-food

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