食品安全関係情報詳細
| 資料管理ID | syu06541110150 |
| タイトル | 欧州食品安全機関(EFSA)、遺伝子組換えダイズDBN9004の評価に関する科学的意見書を公表 |
| 資料日付 | 2025年7月7日 |
| 分類1 | - |
| 分類2 | - |
| 概要(記事) | 欧州食品安全機関(EFSA)は7月7日、遺伝子組換えダイズDBN9004の評価に関する科学的意見書を公表した(申請EFSA-GMO-BE-2019-165、5月21日採択、PDF版27ページ、 https://doi.org/10.2903/j.efsa.2025.9503)。概要は以下のとおり。 《背景》 遺伝子組換え食品及び飼料に関する規則(EC) No 1829/2003の下、Beijing DaBeiNong Biotechnology Co., Ltd.(DBNBC)から申請EFSA-GMO-BE-2019-165が提出されたことを受け、EFSAの遺伝子組換え生物に関するパネル(GMOパネル)は、遺伝子組換え食品及び飼料の認可申請に関する規則(EU) No 503/2013に従い、遺伝子組換え(GM)除草剤耐性ダイズDBN9004(Unique Identifier DBN-O9OO4-6)の安全性に関し、科学的意見を表明するよう求められた。EFSA-GMO-BE-2019-165の対象範囲は、ダイズDBN9004の欧州連合(EU)域内における輸入、加工、食品・飼料としての用途であり、EU域内における栽培は含まれない。 《データ及び方法論》 本科学的意見書において、GMOパネルは、申請EFSA-GMO-BE-2019-165の対象範囲に従ったダイズDBN9004のリスク評価の結果を報告する。GMOパネルは、ダイズDBN9004の評価を、規則(EU) No 503/2013及びGM植物のリスク評価に対して適用されるEFSAのガイドラインに記載されている原則に則り実施した。 《分子特性評価》 分子特性評価データから、ダイズDBN9004は、cp4 epsps発現カセット及びpat各発現カセット各々1コピーから構成される単一のインサートを保持することが確証された。 形質転換に用いたプラスミドには、以下の2種のタンパク質を発現するカセットが含まれる。 ・ cp4 epsps発現カセット: 植物内における発現に向け最適化された、Agrobacterium tumefaciens CP4株由来epsps遺伝子(cp4 epsps)にコードされるCP4 EPSPSタンパク質 ・ pat発現カセット: 植物内における発現に向け最適化された、Streptomyces viridochromogenes由来pat遺伝子にコードされるホスフィノトリシンN-アセチルトランスフェラーゼ(PAT)タンパク質 以下の配列のバイオインフォマティクス解析から懸念は提起されない。 ・ 新たに発現するタンパク質群をコードする配列 ・ インサート内オープンリーディングフレームに相当する配列 ・ インサート - ゲノムDNA連結部に渡るオープンリーディングフレームに相当する配列 ・ インサート挿入部位隣接領域 挿入DNA及び導入形質の安定性は、数世代に渡り確認されている。CP4 EPSPS・PAT両タンパク質の発現量を定量する手法は適切であると判断される。植物内で産生された、及び、大腸菌内で産生されたCP4 EPSPS・PAT両タンパク質の構造的・生化学的・機能的特性を比較するタンパク質特性評価データから、植物産生タンパク質と微生物産生タンパク質は同等であり、大腸菌由来タンパク質は安全性試験に使用可能であることが示されている。 《比較分析》 試験材料の選択、圃場試験地、関連する管理慣行、圃場試験全般の品質の指標としての農学的・表現型的特性評価を考慮し、GMOパネルは、圃場試験は比較分析を適切に証拠立てると結論する。 ダイズDBN9004と対応する従来栽培品種の間で試験された農学的/表現型的特性及び成分組成特性において確認された差異は、何れも更なる評価を必要とない。 《食品/飼料の安全性評価》 GMOパネルは、ダイズDBN9004にて発現するCP4 EPSPS・PAT両タンパク質の毒性及びアレルゲン性に関し、安全性上の懸念を特定しておらず、遺伝子組換えが食品・飼料としてのダイズDBN9004の全体的な安全性に影響を及ぼすというエビデンスは確認されない。本申請の文脈において、ダイズDBN9004由来の食品・飼料の摂取は、ヒト及び動物において栄養学上の懸念を提起しない。 GMOパネルは、ダイズDBN9004は対応する従来栽培品種及び試験された非GMダイズ参照栽培品種と同等に安全であり、食品/飼料の市販後モニタリングは必要ないと結論する。 《環境リスク評価及びモニタリング計画》 導入形質、農業学的・表現型的分析の結果、ばく露経路及びばく露量を考慮し、ダイズDBN9004は、発芽可能な種子を含め、GMダイズ原材料が偶発的に環境中に放出された場合でも、安全性上の懸念を提起しないと考えられる。市販後環境モニタリング(PMEM)計画及びその報告間隔は、ダイズDBN9004の意図される用途に則している。 《体系的文献レビュー》 文献検索により特定された関連出版物からは、ダイズDBN9004の意図される用途と関連する安全性上の問題は確認されない。 《結論》 GMOパネルは、ダイズDBN9004は、本申請にて詳述されるとおり、ヒトの健康・動物衛生・環境への潜在的影響に関し、対応する従来栽培品種及び試験された非GMダイズ参照栽培品種と同等に安全であると結論する。 |
| 地域 | 欧州 |
| 国・地方 | EU |
| 情報源(公的機関) | その他 |
| 情報源(報道) | 欧州食品安全機関(EFSA) |
| URL | https://www.efsa.europa.eu/en/efsajournal/pub/9503 |
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