食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu06541080105
タイトル 米国食品医薬品庁(FDA)、遺伝子操作した植物、植物構造改変(半矮性)トウモロコシについてのバイオテクノロジー協議の完了に関する公式文書(BNF No. 195への回答書)を発出
資料日付 2025年3月31日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  米国食品医薬品庁(FDA)は2025年3月31日、遺伝子操作した(Genetically Engineered, GE)植物、植物構造改変(半矮性)トウモロコシについてのバイオテクノロジー協議の完了に関する公式文書(BNF(Biotechnology Notification File) No. 195への回答書)を発出した。概要は以下のとおり。
 本公式文書(letter)は、遺伝子操作したトウモロコシ、MON 94804に関して、Bayer CropScience LP(Bayer社)とFDA(ヒト用食品プログラム(HFP)及び動物用医薬品センター(CVM))との協議について述べるものである。Bayer社が提供した情報によると、MON 94804トウモロコシは、植物ホルモンであるジベレリン酸(GA)生合成遺伝子ZmGA20ox3及びZmGA20ox5の発現を抑制するGA20ox_SUPマイクロリボ核酸(miRNA)を発現するように遺伝子操作されている。これらの生合成遺伝子の抑制は、GA内生量の低下と節間長の短縮につながり、結果として半矮性の表現型となる。
 本協議の一環として、Bayer社は、MON 94804トウモロコシの安全性評価及び栄養評価の概要をFDAに提出し、FDAは2023年2月3日に受領した。Bayer社は追加情報を提出し、FDAは、2023年2月17日、2月21日、2024年5月30日、8月7日、10月10日に受領した。当該書類により、本製品がFDAの管轄内にある法的要件及び規制要件を確実に満たすためにBayer社が講じた措置についての情報がFDAに通知された。Bayer社は、自社で実施した安全性評価及び栄養評価に基づいて、MON 94804トウモロコシ由来の食品及び動物用フード(訳注:飼料及びペットフード)が、組成、安全性、及びその他の関連因子において、現在市場にあるトウモロコシの食品及び動物用フードと実質的な違いはない、また、遺伝子操作されたMON 94804トウモロコシは、FDAによる市販前審査あるいは承認を必要とする問題を提起しないと結論したと、FDAは理解している。
 MON 94804トウモロコシに由来する食品及び動物用フードを販売する前に、米国環境保護庁(EPA)及び米国農務省(USDA)の許可を含む、全ての適切な許可を取得することはBayer社の責任である。
 Bayer社がFDAに提出した情報に基づき、MON 94804トウモロコシ由来の食品あるいは動物用フードに関して、現時点で更なる質問はない。
 BNF 195への回答書である本公式文書は、以下のURLから入手可能。
https://www.fda.gov/media/187372/download
地域 北米
国・地方 米国
情報源(公的機関) 米国/食品医薬品庁(FDA)
情報源(報道) 米国食品医薬品庁(FDA)
URL https://www.hfpappexternal.fda.gov/scripts/fdcc/index.cfm?set=NewPlantVarietyConsultations&id=MON-94804-4
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