食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu06530230376 |
タイトル | スコットランド食品基準局(FSS)、スラッシュアイスドリンクに含まれるグリセロール(glycerol)に関するFSSの最新ガイダンスを公表 |
資料日付 | 2025年6月18日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | スコットランド食品基準局(FSS)は6月18日、スラッシュアイスドリンクに含まれるグリセロール(glycerol)に関するFSSの最新ガイダンスを公表した。概要は以下のとおり。 FSSは、自らのガイダンスを更新し、グリセロールを含むスラッシュアイスドリンクを7歳未満の子供に販売しないよう勧告した。 この更新は、2023年8月に発表された以前の事業者向けガイダンスを改訂したもので、子供への食品安全リスクを軽減する手段として年齢基準を引き上げたものである。また、10歳未満の子供に対しては、グリセロールの過剰摂取を防ぐため、無料のお代わりプロモーションを提供しないよう引き続き勧告している。 この変更は、最近のグリセロール中毒事例の情報を取り入れた最新のリスク評価に基づいており、年齢相応の平均体重より低い子供にスラッシュアイスドリンク1杯(350 mL)が与える影響を評価している。 この最新のリスク評価は、平均体重に基づいて実施された2023年の初期のリスク評価よりもより予防的なアプローチが採用されている。子供の体重は様々であるので、本ガイダンスでは体重を年齢に換算しており、保護者や事業者にとってより実用的な勧告となっている。 このガイダンスは、2025年6月18日に開催されたFSS理事会で提示された。幼児のグリセロール摂取量を管理するための長期的な選択肢に関する見解を示し、自主的な取り組みの強化を支援することが求められた。 FSS科学部門責任者のJacqui McElhiney氏は、「この更新は、入手可能な最良の科学とエビデンスに基づいて消費者を守るという我々の継続的な取り組みを反映している。最新のリスク評価では、特に低体重の幼児はグリセロールの影響を受けやすいことが強調されている。7歳未満の子供にはこれらの飲料を摂取させないよう勧告し、危害のリスクを最小限に抑えている。保護者、養育者、事業者は、スラッシュアイスドリンクの安全な消費を確保する上で重要な役割を担っている」と述べた。 スラッシュアイスドリンクには、凍結を防ぐために砂糖の代替としてグリセロールが使用されていることがある。事業者には、スラッシュ効果を得るために技術的に必要最小限のグリセロールのみを添加するよう勧告されている。 グリセロール中毒の症状は通常軽度であるが、高濃度で摂取すると、幼児にショック、低血糖、意識喪失等を引き起こす可能性がある。 この最新の勧告は、グリセロールを含むパウチ型の非加熱調理済みスラッシュアイスドリンク、及びグリセロールスラッシュ濃縮液を含む家庭用キットにも適用される。ラベルには、グリセロールの含有量に関する情報や詳細情報を得るために製造業者への連絡先を記載する必要がある。 |
地域 | 欧州 |
国・地方 | 英国 |
情報源(公的機関) | スコットランド食品基準局(FSS) |
情報源(報道) | スコットランド食品基準局(FSS) |
URL | https://www.foodstandards.gov.scot/news-and-alerts/fss-issues-updated-guidance-on-glycerol-in-slush-ice-drinks |
(※注)食品安全関係情報データベースに関する注意事項
本データベースには、食品安全委員会が収集した食品安全に関する国際機関、国内外の政府機関等の情報を掲載しています。
掲載情報は、国際機関、国内外の政府機関等のホームページ上に公表された情報から収集したものですが、関係する全ての機関の情報を確認しているものではありません。また、情報内容について食品安全委員会が確認若しくは推薦しているものではありません。
掲載情報のタイトル及び概要(記事)は、食品安全委員会が和訳・要約したものであり、その和訳・要約内容について情報公開機関に対する確認は行っておりませんので、その文責は食品安全委員会にあります。
情報公表機関からの公表文書については、個別項目の欄に記載されているURLからご確認下さい。ただし、記載されているURLは情報収集時のものであり、その後変更されている可能性がありますので、ご了承下さい。
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