食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu06520780160 |
タイトル | 英国食品基準庁(FSA)、規制対象製品(飼料添加物)の安全性評価を公表(2025年5月公表分) |
資料日付 | 2025年5月29日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | 英国食品基準庁(FSA)は5月29日、規制対象製品(飼料添加物)の安全性評価を公表した(2025年5月公表分)。概要は以下のとおり。 ・RP1275: 魚類(fin fish)に使用する飼料添加物としてのTrichoderma Reeseiにより生産される6-フィターゼ(6-Phytase)からなる添加物(Quantum(登録商標)Blue)の安全性及び有効性評価 2021年9月、Roal Oy(以下「申請者」)は、カテゴリー「畜産添加物」、機能グループ「消化促進剤」の分類のもとで、Trichoderma Reeseiにより生産される6-フィターゼからなる添加物(Quantum(登録商標)Blue)の新規用途(動物種の拡張)について、FSAに申請を提出した。当該添加物については、魚類用飼料に、最低推奨酵素活性500 FTU(※訳注)/kg 飼料、及び推奨濃度500~2,500 FTU/kg 完全飼料での使用が提案されている。 動物用飼料諮問委員会(ACAF)は、FSA及びスコットランド食品基準局(FSS)が行う申請書類の評価を支援すべく、申請者からの書類及び補足情報のレビューを行うよう要請された。 FSA及びFSSは、ACAFの勧告に基づき、当該添加物は、適切に同定され、特性評価されており、室温で12か月間、動物用飼料中では2か月間、安定していると結論した。 ACAFは、当該添加物が対象動物、消費者、環境に対して安全であると結論した。当該添加物に皮膚や目に対する刺激性はないが、潜在的な呼吸器感作性があるものとして扱うべきである。当該添加物には、皮膚感作性はない。 ACAFは、Quantum(登録商標)Blueが、含有量2,500 FTU/kg でサケ科魚類において有効であると結論したが、それを下回る含有量500 FTU/kg での、その他の魚類における有効性については結論できなかった。ACAFは、サケ科魚類以外の魚類において、Quantum(登録商標)Blueは、含有量2,500 FTU/kgで有効となる可能性をもつと結論した。 ACAFの見解は、FSA及びFSSが意見を表明する安全性評価に考慮されている。 (※訳注)1フィターゼ単位(FTU)は、37℃及びpH 5の条件下で1分間にフィチン酸ナトリウムから1μmolの無機リン酸を遊離する酵素の量。 当該評価は以下のURLから閲覧可能。 https://science.food.gov.uk/article/137867-safety-assessment-on-the-safety-and-efficacy-of-an-additive-consisting-of-6-phytase-produced-by-_trichoderma-reesei_-quantum-blue-as-a-feed-additiv |
地域 | 欧州 |
国・地方 | 英国 |
情報源(公的機関) | 英国食品基準庁(FSA) |
情報源(報道) | 英国食品基準庁(FSA) |
URL | https://science.food.gov.uk/ |
(※注)食品安全関係情報データベースに関する注意事項
本データベースには、食品安全委員会が収集した食品安全に関する国際機関、国内外の政府機関等の情報を掲載しています。
掲載情報は、国際機関、国内外の政府機関等のホームページ上に公表された情報から収集したものですが、関係する全ての機関の情報を確認しているものではありません。また、情報内容について食品安全委員会が確認若しくは推薦しているものではありません。
掲載情報のタイトル及び概要(記事)は、食品安全委員会が和訳・要約したものであり、その和訳・要約内容について情報公開機関に対する確認は行っておりませんので、その文責は食品安全委員会にあります。
情報公表機関からの公表文書については、個別項目の欄に記載されているURLからご確認下さい。ただし、記載されているURLは情報収集時のものであり、その後変更されている可能性がありますので、ご了承下さい。
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