食品安全関係情報詳細
| 資料管理ID | syu06520540545 |
| タイトル | 英国健康安全保障庁(UKHSA)、イングランドで報告されたクリプトスポリジウム感染症の年間データ(2014年~2023年)を更新 |
| 資料日付 | 2025年5月30日 |
| 分類1 | - |
| 分類2 | - |
| 概要(記事) | 英国健康安全保障庁(UKHSA)は5月30日、イングランドで報告されたクリプトスポリジウム感染症の年間データ(2014年~2023年)を更新した。概要は以下のとおり。 ・主なポイント(2023年の報告) 1. イングランドにおけるクリプトスポリジウム症例の報告数は、2022年の3,739例から2023年には6,837例に増加し、3,098例(82.9%)の増加となった。 2. クリプトスポリジウムの検査報告数が最も多かった地域はノース・ウエスト地域で、1,384件報告された。また、この地域は人口10万人あたりの報告率も18.2件と最も多かった。 3. イングランド全体で、検査確認されたクリプトスポリジウム感染症例の55.4%が女性であった。 4. 最も多く検査報告のあった年齢グループは9歳以下の子どもで、全体の31.0%を占めた。 5. 過去5年間の中央値と一致して、2023年もクリプトスポリジウム感染症の報告数は9月にピークを迎えた。 ・結論 2023年、イングランドにおける人口10万人あたりのクリプトスポリジウム検査報告数の割合は顕著に増加し、現在当報告書がカバーする2014年から2023年までの期間において最も高い割合となった。検査確定症例の割合が最も高かったのはノース・ウェスト地域であった。2016年から2019年、及び2022年の5年間の中央値と一致し、報告症例のピークは9月であった。女性の症例(55.4%)が男性症例よりわずかに多く報告され、9歳以下の子供が最も罹患した年齢グループ(31.0%)であったが、これは以前に報告されたデータと同様である。 2023年に全国サーベイランスに報告されたクリプトスポリジウム集団感染は21件で、473症例が発生し、うち234症例は検査確認された。大半が水泳やその他のプール環境又は動物との接触に関連していた。クリプトスポリジウム属原虫種は集団感染の28.6%では同定されなかった。7件の集団感染(全体の33.3%)でCryptosporidium hominisが同定され、そのうち3件はスイミングプール又はその他のプール環境であった。C. parvumの集団感染8件のうち6件は商用農場又は開放型/ふれあい農場環境と関連しており、2件はスイミングプールと関連していた。 2022年から2023年にかけて人口10万人あたりの感染割合が83.1%上昇したのは、9月と10月に報告されたC. hominis症例の増加が主因である。この増加の理由は複数の要因が関係し、イングランド及びウェールズで実施された症例-症例研究では、潜在的なばく露源として旅行や水関連レジャー活動が特定された。調査の結果では、この増加は当初、欧州南部の人気のある旅行先への渡航による症例の流入が引き金となり、その後、英国国内での局地的な伝播につながったことが示唆された。2023年には、他の欧州諸国からもクリプトスポリジウム症の症例の増加が報告されており、疫学的エビデンスからは、特定の発生源からの集団感染というよりも広範囲にわたる伝播が示唆されている。この症例の増加を説明し得るものとして、パンデミック後の渡航者の増加や、2023年の夏季に欧州南部全域で大雨や洪水の発生をもたらした異常気象などが挙げられる。 |
| 地域 | 欧州 |
| 国・地方 | 英国 |
| 情報源(公的機関) | 英国健康安全保障庁(UKHSA) |
| 情報源(報道) | 英国健康安全保障庁(UKHSA) |
| URL | https://www.gov.uk/government/publications/cryptosporidium-national-laboratory-data/cryptosporidium-data-2014-to-2023 |
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