食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu06520530301
タイトル 論文紹介:「非加熱喫食用調理済み(ready-to-eat)食品のサラダミックスにおけるトキソプラズマ・ゴンディ(Toxoplasma gondii)の分子学的検出:妥当性確認され調和化された標準作業手順を用いた複数国調査(欧州、2021年~2022年)」
資料日付 2025年6月5日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  Eurosurveillance(2025, 30(22):pii=2400594、doi: 10.2807/1560-7917.ES.2025.30.22.2400594)に掲載された論文「非加熱喫食用調理済み(ready-to-eat)食品のサラダミックスにおけるトキソプラズマ・ゴンディ(Toxoplasma gondii)の分子学的検出:妥当性確認され調和化された標準作業手順を用いた複数国調査(欧州、2021年~2022年)(Molecular detection of Toxoplasma gondii in ready-to-eat salad mixes: multi-country survey using a validated and harmonised standard operating procedure, Europe, 2021 to 2022)、著者R Calero-Bernal(Animal Health and Zoonoses (SALUVET) Research Group, Animal Health Department, Faculty of Veterinary Sciences, Complutense University of Madrid, スペイン), M Lalle(Department of Infectious Diseases, Istituto Superiore di Sanita, イタリア)ら」の概要は以下のとおり。
・背景
 ヒトにおけるトキソプラズマ・ゴンディ(Toxoplasma gondii)感染症の大半は食品由来と考えられているが、様々な感染経路の相対的な重要性はほとんど分かっていない。T. gondiiのオーシストに汚染された青果物の摂取は、感染源の一つとして特定されている。
・目的
 著者らは、欧州10か国で市販されている非加熱喫食用調理済み(RTE)食品のサラダミックスにおけるT. gondiiオーシストの存在及び汚染割合の推定を目的とした。
・方法
 オーシスト検出のためのリアルタイムPCRをベースとした手法が2つの研究機関によって開発・最適化され、複数研究機関による検証試験でその妥当性が確認された。当該検出法及び調和化された検体採取戦略が複数国調査で適用された。多変量ロジスティック回帰分析を用いて、RTEサラダのオーシスト汚染に関するリスク要因が調査された。
・結果
 当該リアルタイムPCR法の検出限界は、サラダ30 gあたり10個のオーシストであった。2021年10月から2022年9月までに、3,329点のRTEサラダ検体(ベビーリーフ及びカットリーフミックス)が収集された。T. gondiiオーシストの汚染割合は4.1%(95%信頼区間:3.4-4.8%、n=3,293)であった。多変量回帰分析では、冬季、欧州北部でのサラダの採取及び包装、欧州西部でのサラダの生産がT. gondiiの検出と関連していたが、サラダの種類間で統計的に有意な差はなかった。
・結論
 著者らは、ヒトの感染の潜在的リスクを評価するため、妥当性が確認され標準化された手順を用いて、RTE葉物野菜サラダにおけるT. gondiiオーシストの汚染割合を推定した。本結果は、サラダ生産チェーンの各重要ポイントで当該リスクに対処する必要があることを強調している。
地域 その他
国・地方 その他
情報源(公的機関) その他
情報源(報道) Eurosurveillance(2025, 30(22):pii=2400594)
URL https://www.eurosurveillance.org/content/10.2807/1560-7917.ES.2025.30.22.2400594

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