食品安全関係情報詳細
| 資料管理ID | syu06520440470 |
| タイトル | 欧州疾病予防管理センター(ECDC)、2023年の志賀毒素産生性大腸菌(STEC)感染症及びリステリア症の年次疫学報告書の公表に合わせ、同年の欧州連合/欧州経済領域(EU/EEA)における両感染症症例が過去最高を記録したことを公表 |
| 資料日付 | 2025年6月5日 |
| 分類1 | - |
| 分類2 | - |
| 概要(記事) | 欧州疾病予防管理センター(ECDC)は6月5日、2023年の志賀毒素産生性大腸菌(STEC)感染症及びリステリア症の年次疫学報告書の公表に合わせ、同年の欧州連合/欧州経済領域(EU/EEA)における両感染症症例が過去最高を記録したことを公表した。主な内容は以下のとおり。 ECDCが本日発表した最新の年次疫学報告書によると、EU/EEAにおける志賀毒素産生性大腸菌(STEC)感染症及びリステリア菌感染症は、2007年にEU全体のサーベイランスが開始されて以降、2023年に最高レベルに達した。 ・STEC症例の大幅な増加 2023年、EU/EEA加盟30か国で合計10,901例のSTEC感染確定症例が報告され、2022年と比較して22%増加し、これまでで最も高い年間届出率(人口10万人対3.2例)を記録した。報告症例数の増加は、従来の検査法よりも感度が高く、特定の患者群や症状の種類にとどまらない幅広い検査が可能な検査室診断検査が一因である可能性がある。 STEC感染症は主に、汚染された食品、水、又は感染した人や動物との直接接触によって伝播する。同症は重篤な胃腸炎、腸炎、血性下痢症を引き起こすことがあり、場合によっては、進行性の腎不全の原因となる重篤な疾病である溶血性尿毒症症候群(HUS)を引き起こす可能性がある。HUSは5歳未満の小児が最も罹患率が高い。 ・リステリア症症例が過去最高を記録 2023年に報告されたリステリア症確定症例は合計で2,993例(340人が死亡)に上り、これまでで最も多い年間症例数となった。リステリア症は主に高齢者、妊婦、新生児、免疫機能が低下した人々が罹患する。この疾患は髄膜炎、脳感染症、生命を脅かす血流感染症などの重篤な合併症を伴い、EUの監視下にある食中毒の中でも最も深刻なもののひとつとなっている。高齢人口の増加に加え、非加熱喫食用調理済み(ready-to-eat)食品の消費量の増加など食生活の変化も、増加傾向に寄与している可能性がある。 ・STEC感染症及びリステリア症の重症度の上昇傾向 疾患の重症度を示す指標は、STEC感染症とリステリア症の両方で増加傾向を示している。HUS症例数は2022年に過去最高を記録して以降、2023年には約500例と大きな変動はないが、高病原性のSTEC変異株のモニタリングは公衆衛生管理の指針とするために引き続き重要である。これには、患者のフォローアップ調査や強化サーベイランスのガイダンスの提供が含まれる。 リステリア菌にばく露された健康な成人のほとんどは症状を発症しないが、侵襲性の病型は脆弱な集団に深刻な結果をもたらす可能性がある。妊娠中の女性は、感染が妊娠転帰に影響を及ぼす可能性があるため、高リスクの食品を避けるよう勧告されている。 (以下略) 同日に公表された、リステリア症に関する2023年の年次疫学報告書は以下のURLから入手可能。 https://www.ecdc.europa.eu/en/publications-data/listeriosis-annual-epidemiological-report-2023 STEC感染症に関する2023年の年次疫学報告書は以下のURLから入手可能。 https://www.ecdc.europa.eu/en/publications-data/stec-infection-cases-annual-epidemiological-report-2023 |
| 地域 | 欧州 |
| 国・地方 | EU |
| 情報源(公的機関) | 欧州疾病予防管理センター(ECDC) |
| 情報源(報道) | 欧州疾病予防管理センター(ECDC) |
| URL | https://www.ecdc.europa.eu/en/news-events/record-high-rates-stec-and-listeria-infections-eueea-2023 |
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