食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu06510250104
タイトル 米国疾病管理予防センター(CDC)、きゅうりに関連したサルモネラ属菌集団感染に関する情報を公表(初報)
資料日付 2025年5月19日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  米国疾病管理予防センター(CDC)は5月19日、きゅうりに関連したサルモネラ属菌集団感染に関する情報を公表した(初報)。概要は以下のとおり。
1. CDC及び複数州の公衆衛生当局は、丸ごとのきゅうり(whole cucumbers)に関連した複数州にわたるサルモネラ属菌集団感染について調査している。事業者は、Bedner Growers社が栽培し、Fresh Start Produce社が2025年4月29日から2025年5月19日までの間に流通させた丸ごとのきゅうりを販売又は提供してはならない。
2. CDC、複数州の公衆衛生及び規制当局、並びに米国食品医薬品庁(FDA)は、複数州にわたるSalmonella Montevideo集団感染について調査するために、様々な種類のデータを収集している。
 疫学、検査及び遡及調査のデータにより、きゅうりがサルモネラ属菌に汚染されており、病因となった可能性が示されている。
3. 2025年5月19日時点で、サルモネラ属菌の当該集団感染株に感染した合計26人が15州(イリノイ州、オハイオ州他)から報告されている。7人が発病前の7日間にクルージングに参加したと報告しており、いずれも出港地はフロリダ州であった。発症者は3月30日から4月12日の間に米国を出港した5隻の異なるクルーズ船に乗っていた。発症日は2025年4月2日から4月28日までである。情報が得られた23人のうち、9人が入院し、死亡者の報告はない。
4. 公衆衛生当局は、患者の年齢、人種、民族的帰属、その他の人口統計情報、及び患者が発症前の一週間に喫食した食品等、様々な種類の情報を収集している。この情報は調査員が当該集団感染の発生源を特定するのに役立つ手がかりを提供する。
 以下は、本集団感染の患者についての統計情報である(「n」は各統計のための情報が得られた人数)。
・年齢(n=26) 範囲: 2歳~69歳、年齢中央値: 53歳
・性別(n=26) 女性: 77%、男性: 23%
・人種(n=24) 白人: 75%、アフリカ系米国人/黒人: 25%、アメリカ先住民又はアラスカ先住民: 0%、アジア系: 0%、ハワイ先住民又はその他の太平洋島民: 0%、複数人種を報告: 0%
・民族(n=21) 非ヒスパニック系: 86%、ヒスパニック系: 14%
5. 州及び地方の公衆衛生当局は、発症前の一週間に喫食した食品について患者に聞き取り調査を行っている。聞き取り調査を受けた13人のうち、11人(85%)がきゅうりを喫食したと報告した。この割合は、FoodNet住民調査(下痢性疾患に関連する様々な食品の喫食頻度を推定するのに役立つ調査)できゅうりを喫食すると報告した回答者の50%よりも有意に高かった。この違いは、本集団感染の患者がきゅうりを喫食して発症したことを示唆している。クルーズ船乗客の患者は、船内できゅうりを喫食したと報告している。3人が同じ船に乗っていた。
6. 全ゲノムシークエンス解析(WGS)により、患者の検体に由来する細菌が遺伝的に近縁であることが示された。これは、当該集団感染の患者が同じ食品により発症したことを示唆する。
 人々は、食料品店、飲食店、病院、及びクルーズ船等、様々な場所できゅうりを購入し、喫食したと報告している。FDAの遡及調査により、今回の集団感染における共通のきゅうり生産業者としてBedner Growers社が特定された。
 FDAは、2025年4月に、過去の集団感染の継続調査として、Bedner Farms社(原文ママ)に対して査察を実施した。査察中に環境検体が採取され、その検体から当該集団感染の原因となったサルモネラ属菌株が同定された。CDC及びFDAは、今回の集団感染における疾病の発生時期から判断すると、汚染されたきゅうりがまだ保存可能期間(shelf-life)内である可能性を懸念している。
7. 25人の検体のWGS分析では、いずれの抗菌性物質への耐性も予測されなかった。1人の検体ではトリメトプリムに対する耐性が予測された。さらなる情報は、全米薬剤耐性監視システム(NARMS)のサイトで入手できる。サルモネラ症のほとんどの人は抗菌性物質なしで回復する。しかし、抗菌性物質が必要な場合でも、当該耐性は多くの人の治療に使用される抗菌性物質の選択に影響を与える可能性は低い。
8. CDCは、調査が継続中の間は、Bedner Growers社が栽培し、Fresh Start Produce社が2025年4月29日から2025年5月19日までの間に流通させた丸ごとのきゅうりを、事業者が販売又は提供しないよう勧告している。家庭に丸ごとのきゅうりがあり、産地が不明な場合は、廃棄すること。
地域 北米
国・地方 米国
情報源(公的機関) 米国/疾病管理予防センター(CDC)
情報源(報道) 米国疾病管理予防センター(CDC)
URL https://www.cdc.gov/salmonella/outbreaks/whole-cucumbers-05-25/index.html

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