食品安全関係情報詳細
| 資料管理ID | syu06510120298 |
| タイトル | 国際がん研究機関(IARC)、アルコール摂取と膵臓がんの発症リスクとの関連を調査した研究結果を紹介 |
| 資料日付 | 2025年5月28日 |
| 分類1 | - |
| 分類2 | - |
| 概要(記事) | 国際がん研究機関(IARC)は5月28日、アルコール摂取と膵臓がんの発症リスクとの関連を調査した研究結果を紹介した。概要は以下のとおり。 IARCとパートナー機関の研究者らが主導する国際的な大規模前向き研究コンソーシアムが、アルコール摂取と膵臓がんを発症するリスクとの関連を調査した。PLOS Medicine誌に発表されたこの研究結果は、性別や喫煙状態とは無関係に、アルコール摂取と膵臓がんのリスクの間に、控えめであるが有意な関連性があることを明らかにしている。 (以下、プレスリリースより抜粋) この解析は、4大陸(アジア、オーストラリア、欧州、北米)にまたがる30の集団ベースコホートからのデータを一つにまとめた。これらのコホートには、1980年~2013年に採用され、年齢中央値が57歳のベースライン時にがんを発症していない約250万人の参加者が含まれていた。追跡期間の中央値16年間にわたって、10,067例の膵臓がんの発症例が記録された。 「アルコール摂取は、既知の発がん性物質として知られているが、これまで膵臓がんとのつながりを明確に示すエビデンスは、決定的でないと考えられてきた。我々の研究結果は、膵臓がんがアルコール摂取と関連するもう一つのがん種である可能性があるという新たなエビデンスを提供するものであり、この関連性はこれまで過小評価されてきた」とIARCの栄養・代謝部門長で、本研究の上席著者であるPietro Ferrari博士は述べる。 ・主な研究結果 これまでの前向き研究では、特に1日当たり30 g(g/日)を超えるエタノールの摂取レベルで(これは1日当たり標準的なアルコール飲料約2杯分に相当する)、膵臓がんの発症におけるアルコールの有害な役割が示唆されている。 この新しい研究から、アルコール摂取量が1日当たり10 g増加するごとに、膵臓がんのリスクを3%上昇させることが判明した。 より具体的には、女性では、0.1~5 g/日のアルコール摂取量(僅かな摂取量)と比較して、15~30 g/日の摂取量は、膵臓がんのリスクの12%上昇と関連していた。男性では、0.1~5 g/日のアルコール摂取量と比較して、30~60 g/日の摂取量は、膵臓がんのリスクの15%上昇と関連し、60 g/日を超える摂取量はリスクの36%上昇と関連していた。 「アルコールは喫煙との併用で摂取されることが多く、このことから、喫煙がこの関連を交絡させる可能性があるかどうかという疑問が生じた」とFerrari博士は付け加える。「しかし、我々の解析から、アルコールと膵臓がんのリスクとの関連は非喫煙者においても観察されることが示され、これはアルコール摂取自体が膵臓がんの独立したリスク因子であることを示唆している」。 当該論文(https://doi.org/10.1371/journal.pmed.1004590)は以下のURLから閲覧可能。 https://journals.plos.org/plosmedicine/article?id=10.1371/journal.pmed.1004590 当該プレスリリース(2ページ)は以下のURLから閲覧可能。 https://www.iarc.who.int/wp-content/uploads/2025/05/pr366_E.pdf 当該Q&A(3ページ)は以下のURLから閲覧可能。 https://www.iarc.who.int/wp-content/uploads/2025/05/QA-pr366_E.pdf |
| 地域 | その他 |
| 国・地方 | その他 |
| 情報源(公的機関) | 国際がん研究機関(IARC) |
| 情報源(報道) | 国際がん研究機関(IARC) |
| URL | https://www.iarc.who.int/news-events/new-study-links-alcohol-consumption-to-increased-risk-of-pancreatic-cancer/ |
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