食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu06510010104
タイトル 米国疾病管理予防センター(CDC)、報告書「伝統的なカンサ(kansa)(青銅)とピタル(pital)(黄銅)の金属製品による妊婦とその家族の血中鉛濃度の上昇:ニューヨーク市、2024年」をMorbidity and Mortality Weekly Report (MMWR)で公表
資料日付 2025年5月26日
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概要(記事)  米国疾病管理予防センター(CDC)は5月22日に、報告書「伝統的なカンサ(kansa)(青銅)とピタル(pital)(黄銅)の金属製品による妊婦とその家族の血中鉛濃度の上昇:ニューヨーク市、2024年」をMorbidity and Mortality Weekly Report (MMWR)で公表した。要約は、以下のとおり。
 鉛へのばく露は、たとえ低レベルであっても、あらゆる年齢層で有害な健康影響を引き起こす可能性がある。ニューヨーク市(NYC)保健精神衛生局は、鉛の検査を受けたNYC居住者の血中鉛濃度の結果を受け取り、鉛へのばく露源を特定するための調査を定期的に行っている。2024年7月、NYCでの血中鉛監視活動により、ネパールの伝統的なカンサ(kansa)(青銅)とピタル(pital)(黄銅)の金属製品に高レベルの鉛が含まれていることが明らかになった。飲食物の準備や提供にこれらの金属製品を使用することは、妊婦、その配偶者、子どもの血中鉛濃度(範囲 = 6~18.7 μg/dL)が、州及び地域疫学者協議会の血中鉛基準値3.5 μg/dLを超えることと関連していた。臨床医や公衆衛生の専門家は、世界各地の伝統的な金属製品には高レベルの鉛が含まれている可能性があり、それらを飲食物の準備や提供に使用すると、鉛ばく露の共同的な原因となる可能性があることを認識しておくべきである。
 当該報告書の情報は、次のとおり。
 Paromita Hore et al., Elevated Blood Lead Levels in a Pregnant Woman and her Family from Traditional Kansa (Bronze) and Pital (Brass) Metalware - New York City, 2024, Morbidity and Mortality Weekly Report, 74(18), 298?301 (2025).
https://www.cdc.gov/mmwr/volumes/74/wr/pdfs/mm7418a1-H.pdf
地域 北米
国・地方 米国
情報源(公的機関) 米国/疾病管理予防センター(CDC)
情報源(報道) 米国疾病管理予防センター(CDC)
URL https://www.cdc.gov/mmwr/volumes/74/wr/mm7418a1.htm#print
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