食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu06500560303
タイトル 米国農務省動植物検疫局(USDA-APHIS)、「乳牛における高病原性鳥インフルエンザH5N1遺伝子型B3.13:全国疫学概要」を公表
資料日付 2025年5月6日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  米国農務省動植物検疫局(USDA-APHIS)は5月6日、「乳牛における高病原性鳥インフルエンザH5N1遺伝子型B3.13:全国疫学概要(National Epidemiologic Brief)」(7ページ)を公表した。概要は以下のとおり。
・概要
 2024年3月25日、米国農務省(USDA)は、カンザス州の2か所の酪農場とテキサス州の1か所の酪農場から採取された患畜由来の臨床未殺菌乳検体、及びテキサス州の別の酪農場から採取された口腔咽頭スワブ検体が、高病原性鳥インフルエンザ(HPAI)の陽性反応を示したと発表した。USDAの国立獣医学研究所は、この検出がHPAI H5N1クレード2.3.4.4b、遺伝子型B3.13(H5N1 B3.13)であると確認した。系統学的解析及び疫学により、この新しい宿主への侵入が一度発生し、その後伝播したことが裏付けられている。乳牛におけるH5N1 2.3.4.4b 遺伝子型D1.1の異種間伝播(spillover)事例が2025年1月に検出・報告されたが、これらの検出データは本解析には含まれていない。
 本報告書は、H5N1 B3.13に感染した乳牛群を対象とした疫学アンケートから収集したデータを用いて、簡潔な実地疫学概要(最終版)を提供するものである。当該解析は、2024年12月31日までに実施されたアンケートから得られた主要な疫学データに焦点を当てている。
・主なメッセージ
1. H5N1クレード2.3.4.4b、遺伝子型B3.13の州間の伝播は、(野鳥による独立した侵入事象ではなく)畜牛の移動に関連しており、一部の州では酪農場間での局地的な伝播も見られる。
2. 酪農場間の疾病の拡散は、直接的及び間接的な伝播経路を含む、多くの要因によるものと考えられる。
3. バイオセキュリティは、疾病伝播のリスクを低減する上で依然として重要である。
地域 北米
国・地方 米国
情報源(公的機関) 米国農務省動植物検疫局(APHIS)
情報源(報道) 米国農務省動植物検疫局(APHIS)
URL https://www.aphis.usda.gov/sites/default/files/20240501-hpai-dairy-epi-brief.pdf
(※注)食品安全関係情報データベースに関する注意事項
本データベースには、食品安全委員会が収集した食品安全に関する国際機関、国内外の政府機関等の情報を掲載しています。
掲載情報は、国際機関、国内外の政府機関等のホームページ上に公表された情報から収集したものですが、関係する全ての機関の情報を確認しているものではありません。また、情報内容について食品安全委員会が確認若しくは推薦しているものではありません。
掲載情報のタイトル及び概要(記事)は、食品安全委員会が和訳・要約したものであり、その和訳・要約内容について情報公開機関に対する確認は行っておりませんので、その文責は食品安全委員会にあります。
情報公表機関からの公表文書については、個別項目の欄に記載されているURLからご確認下さい。ただし、記載されているURLは情報収集時のものであり、その後変更されている可能性がありますので、ご了承下さい。