食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu06500060149
タイトル 欧州食品安全機関(EFSA)、食品中の過塩素酸塩(perchlorate)に関連するヒトの健康リスクに関する科学的意見書の更新に関する科学的意見書を公表
資料日付 2025年5月12日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  欧州食品安全機関(EFSA)は2025年5月12日、食品中の過塩素酸塩(perchlorate)に関連するヒトの健康リスクに関する科学的意見書の更新に関する科学的意見書(2025年3月25日採択、PDF版121ページ、 https://doi.org/10.2903/j.efsa.2025.9393)を公表した。概要は以下のとおり。
 欧州委員会は、EFSAに対し、2014年の食品中の過塩素酸塩に関するリスク評価を更新するよう要請した。過塩素酸塩は、自然起源及び人為起源の両方の汚染物質であり、食品及び飲料水中に存在する。過塩素酸塩はナトリウム/ヨウ化物共輸送体(NIS)の基質であり、甲状腺へのヨウ化物の取り込みを競合的に阻害する。実験動物における試験では、妊娠中における過塩素酸塩へのばく露が神経発達毒性を引き起こすことが示されている。EFSAのフードチェーンにおける汚染物質に関するパネル(CONTAMパネル)は、健康な成人における甲状腺のヨウ化物取り込みの阻害を根拠に、1.4 μg/kg体重/日の耐容一日摂取量(TDI)を設定した。当該TDIは、母体の甲状腺ホルモン障害に対する胎児の感受性、及び胎児の発達中の過塩素酸塩の作用に対するヨウ素欠乏が与える影響に関する不確実性を考慮している。当該TDIは、過塩素酸塩の作用機序、トキシコキネティクス、及びTDI導出に用いられた主要な試験に基づき、短期的(約2週間)及び慢性のばく露の両方に適用される。急性参照用量(ARfD)は不要であると判断された。EFSAは、2016年から2022年の間に食事性ばく露評価に考慮された合計40,356件の分析結果を受領した。全ての年齢層を対象とした慢性の食事性ばく露評価と、妊娠中の女性を対象とした短期的な食事性ばく露評価が算出された。CONTAMパネルは、過塩素酸塩に対する慢性及び短期的な食事性ばく露推定値が、乳児、母乳を摂取した乳児、及び調整乳を摂取した乳児の95パーセンタイル(P95)の上限値を除いて、妊娠中の女性を含む全ての年齢層においてTDIを下回っていると結論した。分析方法の限界により、食事性ばく露値の下限値(LB)と上限値(UB)との間に大きな差が生じ、乳児、母乳を摂取した乳児、調整乳を摂取した乳児に関して結論の確実性が低下するものの、不確実性分析は、全てのシナリオにおいて「懸念なし」の確率が50%を超えていることを示している。
地域 欧州
国・地方 EU
情報源(公的機関) 欧州食品安全機関(EFSA)
情報源(報道) 欧州食品安全機関(EFSA)
URL https://www.efsa.europa.eu/en/efsajournal/pub/9393

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