食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu06480550520
タイトル 英国動植物衛生庁(APHA)及び英国環境・食料・農村地域省(DEFRA)、ヨークシャー地域の1頭のめん羊で鳥由来のインフルエンザ(H5N1)が確認されたことを公表
資料日付 2025年3月24日
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概要(記事)  英国動植物衛生庁(APHA)及び英国環境・食料・農村地域省(DEFRA)は3月24日、ヨークシャー地域の1頭の羊で鳥由来のインフルエンザ(H5N1)が確認されたことを公表した。概要は以下のとおり。
 英国の主席獣医官は、ヨークシャー地域の1頭の羊の乳検査において、繰り返し陽性結果が得られ、鳥由来インフルエンザ(H5N1)症例であることを確認した。
 この症例は、飼育鳥類で鳥インフルエンザが確認された施設において、同時飼育されている家畜の所定のサーベイランスにより確認された。DEFRAは、米国の乳牛における鳥インフルエンザの集団感染事例を受け、感染が確認された施設での家畜サーベイランスを導入した。
 当該感染めん羊は、広範囲な検査を行うために人道的に殺処分された。施設内の残りのめん羊群の追加検査は、APHAウェイブリッジ研究所の鳥インフルエンザに関するナショナルリファレンスラボラトリーにより実施された。残りのめん羊群からは鳥インフルエンザウイルスの感染は検出されず、本症例は同施設内で検出された1頭の哺乳類の単独症例となっている。
 めん羊でこのウイルスが報告されたのは今回が初めてであるが、他国の家畜で鳥由来のインフルエンザが検出されたのは初めてではない。英国の家畜集団のリスクが高まっていることを示すエビデンスはない。
 しかし、英国の首席獣医官は、最近の鳥インフルエンザの感染事例を受けて、すべての家畜飼育者に対し、鳥インフルエンザの臨床症状に対する警戒を続けるよう呼びかけている。すべての飼育者は、動物の健康と動物福祉を保護するために不可欠であり、感染発生時の疾病のさらなる拡大を防ぐためにも重要である適切なバイオセキュリティを維持する必要がある。
 英国の国際報告要件に従い、この事例は今後、国際獣疫事務局(WOAH)と世界保健機関の両方に報告される予定である。
(中略)
 英国健康安全保障庁(UKHSA)は、鳥インフルエンザは主に鳥類の病気であり、一般市民の健康へのリスクは非常に低い(very low)としながらも、病気の野鳥や死骸を見つけても触らないよう呼びかけている。
 英国食品基準庁(FSA)は、適切に加熱調理された家きん肉や家きん製品(卵を含む)の摂取は安全であり、H5N1ウイルスは通常食品を介して伝播することはないため、英国の消費者にとって鳥インフルエンザによる食品安全上のリスクは非常に低い(very low)と勧告している。(略)
地域 欧州
国・地方 英国
情報源(公的機関) 英国動植物衛生庁(APHA)
情報源(報道) 英国動植物衛生庁(APHA)
URL https://www.gov.uk/government/news/influenza-of-avian-origin-confirmed-in-a-sheep-in-yorkshire
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