食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu06480080149
タイトル 欧州食品安全機関(EFSA)、遺伝子組換えAspergillus niger XEA株由来食品用酵素エンド-1,4-β-キシラナーゼの用途拡張に関する安全性評価について科学的意見書を公表
資料日付 2025年3月28日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  欧州食品安全機関(EFSA)は3月28日、遺伝子組換えAspergillus niger XEA株由来食品用酵素エンド-1,4-β-キシラナーゼの用途拡張に関する安全性評価について科学的意見書を公表した(3月11日採択、PDF版12ページ、https://doi.org/10.2903/j.efsa.2025.9328)。概要は以下のとおり。
 当該食品用酵素エンド-1,4-β-キシラナーゼ(4-β-D-キシランキシラノヒドロラーゼ、EC 3.2.1.8)は、遺伝子組換えAspergillus niger XEA株を用いて、DSM Food Specialties B.V.により生産される。
 当該食品用酵素の安全性評価は実施済みであり、EFSAは、当該食品用酵素を食品製造工程2工程にて使用する場合、安全性上の懸念は提起されないと結論している。その後、申請者は新たに4工程を追加する用途拡張を要請した。本評価において、EFSAは以下の食品製造工程6工程における使用に対し、当該食品用酵素の安全性評価を更新する。
 ・ 焼成製品製造用の穀類(cereal)・その他の穀粒(grain)の加工工程
 ・ 焼成製品以外の穀類由来製品製造用の穀類・その他の穀粒の加工工程
 ・ 醸造製品製造用の穀類・その他の穀粒の加工工程
 ・ ジュース製造用の果物・野菜の加工工程
 ・ ジュース以外の果物及び野菜製品製造用の果物・野菜の加工工程
 ・ 乳及び乳製品の植物由来類似物製造用の植物由来製品・真菌由来製品の加工工程
 欧州集団における食事性ばく露は、1日あたり最大0.316 mg総有機固形物(TOS)/kg体重と推定された。
 前回報告された無毒性量(試験された最高用量である1,852 mg TOS/kg体重/日)と上記食事性ばく露を組み合わせ、EFSAの食品用酵素に関するパネル(FEZパネル)は、少なくとも5,861のばく露マージンを導出した。
 新たなデータ、改定されたばく露マージン、及び、前回の評価に基づき、FEZパネルは、当該食品用酵素は、改定された意図される使用条件下において、安全性上の懸念を提起しないと結論する。
地域 欧州
国・地方 EU
情報源(公的機関) 欧州食品安全機関(EFSA)
情報源(報道) 欧州食品安全機関(EFSA)
URL https://www.efsa.europa.eu/en/efsajournal/pub/9328
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