食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu06470250108
タイトル 米国環境保護庁(EPA)、新規農薬メタミトロンを登録し、新しい構造化ラベルを使用すると公表
資料日付 2025年3月11日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  米国環境保護庁(EPA)は3月11日、新規農薬メタミトロン(metamitron)を登録し、新しい構造化ラベルを使用すると公表した。概要は以下のとおり。
 EPAは、リンゴ及び西洋ナシの木に使用するための新しい有効成分メタミトロンを含有する1種類の原体製品及び2種類の最終用途製品の植物成長調整剤を登録した。メタミトロンは、開花期の直後にリンゴ及び西洋ナシの木の葉に適用され、余分な果実を間引く化学的摘果剤である。これにより、残った果実がより大きく成長し、果物の質及び植物衛生が向上する可能性があり、農業者は米国のために作物を管理して、より多くの食料を生産することを支援する追加のツールを得ることができる。
 当該メタミトロンの登録は、種の保存法(ESA)に基づく農薬の生物学的評価だけでなく、ヒトの健康及び生態学的リスク評価によって裏付けられている。メタミトロンをラベル表示に従って使用した場合、懸念されるヒトの健康リスクは特定されなかった。EPAはESAに基づいて生態学的リスク評価及び生物学的評価を実施し、米国魚類野生生物局(FWS)との非公式協議を完了した。FWSは、登録されるリンゴ及び西洋ナシへのメタミトロンの使用が絶滅危惧種や重要な生息地に悪影響を与える可能性は低いというEPAの判断に同意した。
 ラベル表示の様式が明確性や統一性に欠け、重要な情報を効率的に見つけて、その情報を正しく用いることが困難であるというステークホルダーのフィードバックに応えて、EPAは登録者であるADAMA AGAN c/o Makhteshim Agan of North America社(ADAMA社)及び米国雑草学会(Weed Science Society of America、WSSA)の代表者らと協力し、この製品に新しい構造化ラベルを導入した。WSSAは独自のイニシアチブで、会員や関係先から農薬ラベルの使いやすさを向上させる方法についてフィードバックを求め、その情報をEPAに提案した。今回登録される2種類の最終用途製品のラベル表示は、この提案の構想を実装した最初のラベル表示である。これらのラベ表示は、農薬ラベルの明確性を高めるための1つのステップである。
 詳細情報は、以下のURLから、docket番号「EPA-HQ-OPP-2022-0575」を検索して入手可能。
https://www.regulations.gov/
地域 北米
国・地方 米国
情報源(公的機関) 米国/環境保護庁(EPA)
情報源(報道) 米国環境保護庁(EPA)
URL https://www.epa.gov/pesticides/epa-registers-new-pesticide-metamitron-and-uses-new-structured-label
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