食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu06460360295
タイトル 国際連合食糧農業機関(FAO)、食中毒における毒素産生性クロストリジウム綱細菌に関する専門家会議のサマリー及び結論を公表
資料日付 2025年3月5日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  国際連合食糧農業機関(FAO)は、食中毒における毒素産生性クロストリジウム綱細菌に関する専門家会議のサマリー及び結論を公表した(公表日記載なし、確認日3月5日)。概要は以下のとおり。
 本会合は2025年2月17~21日にイタリア・ローマで開催された。専門家委員会は、疾病負荷、公衆衛生上の最大の懸念事項の原因食品の推定、食品の分析方法、管理措置に関する最新のレビューを含む、食中毒における毒素産生性クロストリジウム綱(Clostridia)細菌に関連する最近の科学的進展、データ、エビデンスのレビューを行った。
 本文書は会議の結論を要約したものである。完全な報告書はFAOから発行される予定である。
・「背景」
 クロストリジウム綱には現在、クロストリジウム属(Clostridium)及びクロストリディオイデス属(Clostridioides)の2属が含まれ、その中でも食品安全においてはボツリヌス菌(Clostridium botulinum)、ウエルシュ菌(Clostridium perfringens)、Clostridioides difficileの菌種が知られ、重要視されている。Clostridium butyricum、Clostridium baratii、さらに最近同定されたClostridium sporogenesなど、ボツリヌス神経毒素(BoNTs)を産生するその他の菌種についても議論が行われたが、これらの食中毒における重要度や負荷については依然として不明である。
 BoNTを産生するクロストリジウム綱細菌によって引き起こされる食餌性ボツリヌス症は、食品中にあらかじめ形成された毒素を摂取することに起因する、重篤で致死的な神経麻痺性疾患である。ウエルシュ菌は通常、比較的軽度かつ自然治癒する胃腸炎を引き起こし、多くの国において最も頻度の高い食中毒の原因の一つとなっている。C. difficileは抗菌性物質に関連した下痢や大腸炎を引き起こす。最近のデータによれば、C. difficile感染に関する疫学において、食品の寄与が裏付けられている。
 クロストリジウム綱細菌は、一般に様々な食品で確認される。サルモネラ属菌、カンピロバクター属菌、リステリア属菌など、食中毒の原因となる他の一般的な細菌とは異なり、クロストリジウム綱細菌は芽胞を形成する。芽胞は長い間、おそらく数十年もの間、農場や加工が行われる環境に存在し、そこで食品を汚染する。芽胞は、加熱調理、加熱殺菌処理(pasteurization)、除菌剤を含む抗菌剤処理など、一般的な食品安全管理手段に対して耐性がある。成人(腸管定着)ボツリヌス症及び乳児ボツリヌス症、並びにC. difficile感染症の場合、摂取された芽胞が発芽し、腸内でその栄養細胞が増殖して病気を引き起こす。食餌性ボツリヌス症及びウエルシュ菌では、食品中で芽胞が発芽し栄養細胞が増殖し、その食品の摂取が食中毒につながる。しかし、食餌性ボツリヌス症が食品中にあらかじめ形成された神経毒素によって引き起こされるのに対し、ウエルシュ菌では、食品から摂取された大量の栄養細胞が大腸内で芽胞を形成し、エンテロトキシンが放出されることによって胃腸疾患が引き起こされる。食品生産者、加工業者、取扱業者、消費者は、食中毒のリスクの軽減に向けて、食品への芽胞の混入や食品中のクロストリジウム細菌の増殖を最小限に抑えなければならない。
 専門家委員会は、毒素産生性クロストリジウム綱細菌に関する科学文献、及びデータ募集に応じて提出された情報のレビューを行った。専門家委員会は、1)疾病負荷、2)病原菌の特性評価、3)公衆衛生上の最大の懸念事項の原因食品の推定、4)症例確認、アウトブレイク調査、サーベイランス及び監視戦略の一環としての製品試験における毒素産生性クロストリジウム綱細菌の分析方法、5)食中毒のリスクを最小限に抑えるための食品管理対策、の5つに関する最新情報のレビューを行った。
 専門家委員会は、以下の結論、ニーズ、及び知識のギャップに同意した。
(以下、略)
 当該サマリー及び結論は以下のURLから閲覧可能(PDF、7ページ)。
https://openknowledge.fao.org/server/api/core/bitstreams/f1242615-2dab-4d0b-a837-b6125d2c678c/content
地域 その他
国・地方 その他
情報源(公的機関) 国際連合食糧農業機関(FAO)
情報源(報道) 国際連合食糧農業機関(FAO)
URL https://openknowledge.fao.org/items/643dbe99-244e-40df-ace4-e91e321fa188

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