食品安全関係情報詳細
| 資料管理ID | syu06450420149 |
| タイトル | 欧州食品安全機関(EFSA)、第三国由来伝統食品としてのDipteryx alata Vogelの焙煎種子の通知に関する技術的報告書を公表 |
| 資料日付 | 2025年2月7日 |
| 分類1 | - |
| 分類2 | - |
| 概要(記事) | 欧州食品安全機関(EFSA)は2月7日、規則(EU) 2015/2283第14条に準拠する第三国由来伝統食品としてのDipteryx alata Vogelの焙煎種子の通知に関する技術的報告書を公表した(1月21日採択、PDF版26ページ、https://doi.org/10.2903/sp.efsa.2025.EN-9234)。概要は以下のとおり。 規則(EU) 2015/2283第14条に基づき、Coopcerrado(ブラジル)から、Dipteryx alata Vogel(マメ科トンカマメ属(Dipteryx))の焙煎種子を第三国由来伝統食品として市場投入するための通知が、欧州委員会に提出された。同規則第15条(2)に則し、EFSAは欧州委員会から、当該伝統食品の欧州連合域内における市場投入に対し正当な根拠に基づく安全性上の異議を提起するか否か、回答を求められた。 《背景》 当該伝統食品は、Dipteryx alata Vogelの焙煎種子から構成され、申請者によれば、ブラジルでは25年以上に渡り摂取されている。当該伝統食品は、種皮付きあるいは種皮なしの状態の焙煎種子全体として、EU域内における市販が提案されている。 《当該伝統食品のアイデンティティ》 当該伝統食品は、Dipteryx alata Vogelの焙煎種子全体から構成される。Plants of the World Onlineによると、Dipteryx alata Vogelは学名として認められており、同義語として、Coumarouna alata (Vogel) Taubがある。バル(baru)という慣用名で知られているが、地域によっては他の慣用名(バジュロ(bajuro)、クマル(cumaru)、クマルラナ(cumarurana)、フェイジャオ・ココ(feijao-coco)等)としても知られる。 EFSAは、出版物では往々にして、バル(baru)の種子を「ナッツ」と称している点に留意する。しかしながら、この両用語には互換性がない。したがって、本技術的報告書では、当該伝統食品をバルの「種子」として対処する。バル「ナッツ」は、当該伝統食品以外の部位を含む果実全体に適用される。 バルは南米原産種であり、(主として)ブラジル、ボリビア、パラグアイのセラード生物群系において、葉の生い茂る樹木として自生しているが、コロンビア及びペルーでも生息が報告されることがある。バルの果実は以下の5層より構成される。 (i) 薄い外果皮(果皮) (ii) 繊維質の中果皮(果肉) (iii) 硬く木質の内果皮 (iv) 種子を覆う厚い種皮 (v) アーモンドやナッツとしても知られる種子 種子は内果皮中にて鞘のような構造に成長する。果実は9月から2月に掛けて熟し、内果皮は長さ約50 mm、幅約40 mmの大きさとなる。その大きさに達した時点で木から離脱し自然に落下する。 《欧州市場向けに提案されている条件》 申請者提案の対象集団は一般集団である。 申請者によれば、バル種子は、種皮付きあるいは種皮なしの焙煎種子全体の形態において、EU域内における市場投入が意図されている。焙煎バル種子は、スナックとして、さらに、アーモンド・ピーナッツ・カシューナッツ・ブラジルナッツ・ピーカンナッツ等、EUにて市販されているナッツ類の代替品として利用することが意図されている。バル種子は、ケーキ・サラダ・パン/マフィン等のレシピにおける材料としても使用可能であり、そのような製品の材料であるナッツ類の代替品となる。 申請者によれば、バル種子の予想1日摂取量は、30 - 50 g/日の範囲となる可能性がある。 提供された情報から、当該伝統食品はEU域内にて既に摂取されているナッツ類の代替品として使用されると合理的に予想される。そのためEFSAは、EFSA食品摂取データベースのデータを用いて、EU域内におけるピーナッツ及びアーモンドへのばく露量を推定した。各年齢別集団の内、ピーナッツの最高95パーセンタイル摂取量は成人における25 g/日であり、アーモンドの最高95パーセンタイル摂取量は成人における12.5 g/日であった。 当該伝統食品は、アーモンド・ブラジルナッツ・カシューナッツ・ピーナッツ等のナッツ類の代替として摂取され得る。バル種子とピーナッツの成分組成を比較した研究から、バル種子は、エネルギー・タンパク質・炭水化物の含有量の点においてピーナッツと同等であり、ピーナッツと比較すると総脂質量は少なく、総食物繊維・水溶性食物繊維・不溶性食物繊維の含有量は多い。 バルの木はマメ科に属する。申請者は、当該伝統食品をEU域内にて市場投入する際、ピーナッツに対するアレルギー又は過敏症を有することが判明している人には適さない旨を表示することを意図している。提案されている表示は、ブラジルにおける製品の表示と一致している。 《結論》 EFSAは、当該伝統食品の成分組成及び使用歴に関する入手可能なデータから、安全性上の懸念は提起されないと判断する。 入手可能なデータを考慮し、EFSAは、当該伝統食品(Dipteryx alata Vogelの焙煎種子)のEU域内における市場投入対し、安全性上の異議を提起しない。 |
| 地域 | 欧州 |
| 国・地方 | EU |
| 情報源(公的機関) | 欧州食品安全機関(EFSA) |
| 情報源(報道) | 欧州食品安全機関(EFSA) |
| URL | https://www.efsa.europa.eu/en/supporting/pub/en-9234 |
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