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資料管理ID syu06450340325
タイトル 米国国立衛生研究所(NIH)、広域中和抗体の単回投与でマカク属のサルはH5N1インフルエンザから守られるとの研究について紹介
資料日付 2025年2月11日
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概要(記事)  米国国立衛生研究所(NIH)は2月11日、広域中和抗体の単回投与でマカク属のサルはH5N1インフルエンザから守られるとの研究について紹介した。概要は以下のとおり。
 NIHの科学者らは、ウイルスにばく露される前に広域中和抗体(bnAb)を単回投与することで、マカク属のサルは重篤なH5N1鳥インフルエンザから守られると報告している。高病原性鳥インフルエンザ(HPAI)H5N1ウイルスは、近年、鳥類からヒトや乳牛を含む多くの他の動物へ、散発的に異種間伝播(spilled over)している。H5N1ウイルスは、ヒト間で容易に広がる能力をまだ獲得していないものの、パンデミックを引き起こす可能性があり、効果的な治療法やその他の対策を開発する取り組みが加速している。
 当該研究者らは、現在アストラゼネカ社傘下のMedimmune社が発見・開発したMEDI8852と呼ばれるbnAbを研究した。MEDI8852は、ウイルスの他の部分よりも変化しにくい主要なインフルエンザタンパク質の一部を標的としており、そのため、様々なインフルエンザウイルスに対する防御効果を発揮する。この新しい研究では、マカク属のサルのグループにMEDI8852を注射し、3日後にエアロゾル化されたHPAI H5N1ウイルスにばく露させた。その前処置を受けた動物は全て生き残り、疾病の兆候はまったくないか、非常に限定的であった。対照的に、マカク属のサルの対照群は、ウイルスばく露後短時間で重篤又は致命的な疾病を発症した。注目すべきことに、科学者らは、MEDI8852が注射後、長期間体内に留まることを突き止めた。科学者らによると、重篤な疾病に対する防御効果は抗体注入後数週間続くため、H5N1集団感染に対する現実的な予防策となる。
 当該研究は、NIHの国立アレルギー・感染症研究所(NIAID)ワクチン研究センター(VRC)のMasaru Kanekiyo博士ら、及びピッツバーグ大学の研究者らによって実施され、Science誌に掲載された。
 Science誌(2025, 387(6733):534-541、DOI: 10.1126/science.ado6481)に掲載された当該研究論文「ばく露前抗体予防法はマカク属のサルを重篤なインフルエンザから守る(Pre-exposure antibody prophylaxis protects macaques from severe influenza)、著者M Kanekiyoら」は以下のURLから閲覧可能。
https://www.science.org/doi/10.1126/science.ado6481
地域 北米
国・地方 米国
情報源(公的機関) 米国衛生研究所(NIH)
情報源(報道) 米国衛生研究所(NIH)
URL https://www.nih.gov/news-events/news-releases/single-dose-broadly-neutralizing-antibody-protects-macaques-h5n1-influenza

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