食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu06450240301 |
タイトル | 論文紹介:「2021年6月から2023年2月にかけてノルウェーで発生したSerratia marcescens complexの全国的な集団感染:調査により遺伝的集団構造は明らかになったが、感染源は不明」 |
資料日付 | 2025年2月6日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | Eurosurveillance(2025, 30(5):pii=2400291、doi: 10.2807/1560-7917.ES.2025.30.5.2400291)に掲載された集団感染調査報告「2021年6月から2023年2月にかけてノルウェーで発生したSerratia marcescens complexの全国的な集団感染:調査により遺伝的集団構造は明らかになったが、感染源は不明(A national outbreak of Serratia marcescens complex: investigation reveals genomic population structure but no source, Norway, June 2021 to February 2023)、著者AM Taxt (Norwegian Institute of Public Health, ノルウェー)ら」の概要は以下のとおり。 ノルウェーで2021年6月から2023年2月にかけて発生し、74症例が確認されたSerratia marcescens complex type 755(ct755)の全国的集団感染を報告する。ノルウェー全土の33の病院を対象として、患者記録の入念な確認と聞き取り調査が実施された。関係するすべての病院から2021年1月~2023年2月に収集された、入手可能なすべてのS. marcescensの臨床分離株(n=455、症例を含む)について、全ゲノム配列を決定した。症例では、S. marcescensで通常観察される日和見感染のパターンが示された。疫学的関連、共通のばく露又は共通のリスク要因は特定されなかった。調査の結果、市中(community)に感染源が存在することが示された。感染源として、全国的に流通している製品(食品の可能性)が疑われる。系統学的解析の結果、複数の異なるクラスターを含む非常に多様な細菌集団構造が明らかになった。集団感染クラスターct755は、最大規模かつクローン集団の多様性が最も低いクラスターとして際立っていたが、第2のクラスター(ct281)もまた、別の集団感染調査のきっかけとなった。 本報告は、日和見病原体による集団感染の調査における課題を浮き彫りにし、臨床検体中にS. marcescensの同一株が存在することは、従来認識されていたよりも一般的であることを示唆する。 |
地域 | その他 |
国・地方 | その他 |
情報源(公的機関) | その他 |
情報源(報道) | Eurosurveillance(2025, 30(5):pii=2400291) |
URL | https://www.eurosurveillance.org/content/10.2807/1560-7917.ES.2025.30.5.2400291 |
(※注)食品安全関係情報データベースに関する注意事項
本データベースには、食品安全委員会が収集した食品安全に関する国際機関、国内外の政府機関等の情報を掲載しています。
掲載情報は、国際機関、国内外の政府機関等のホームページ上に公表された情報から収集したものですが、関係する全ての機関の情報を確認しているものではありません。また、情報内容について食品安全委員会が確認若しくは推薦しているものではありません。
掲載情報のタイトル及び概要(記事)は、食品安全委員会が和訳・要約したものであり、その和訳・要約内容について情報公開機関に対する確認は行っておりませんので、その文責は食品安全委員会にあります。
情報公表機関からの公表文書については、個別項目の欄に記載されているURLからご確認下さい。ただし、記載されているURLは情報収集時のものであり、その後変更されている可能性がありますので、ご了承下さい。
本データベースには、食品安全委員会が収集した食品安全に関する国際機関、国内外の政府機関等の情報を掲載しています。
掲載情報は、国際機関、国内外の政府機関等のホームページ上に公表された情報から収集したものですが、関係する全ての機関の情報を確認しているものではありません。また、情報内容について食品安全委員会が確認若しくは推薦しているものではありません。
掲載情報のタイトル及び概要(記事)は、食品安全委員会が和訳・要約したものであり、その和訳・要約内容について情報公開機関に対する確認は行っておりませんので、その文責は食品安全委員会にあります。
情報公表機関からの公表文書については、個別項目の欄に記載されているURLからご確認下さい。ただし、記載されているURLは情報収集時のものであり、その後変更されている可能性がありますので、ご了承下さい。