食品安全関係情報詳細
| 資料管理ID | syu06440790149 |
| タイトル | 欧州食品安全機関(EFSA)、ヒト医薬品以外でのアゾール系殺真菌剤の使用がAspergillus属真菌のアゾール耐性の発生に及ぼす影響に関する科学的報告書を公表 |
| 資料日付 | 2025年1月30日 |
| 分類1 | - |
| 分類2 | - |
| 概要(記事) | 欧州食品安全機関(EFSA)は1月30日、ヒト医薬品以外でのアゾール系殺真菌剤の使用がAspergillus属真菌のアゾール耐性の発生に及ぼす影響に関する科学的報告書(35ページ、2024年12月13日採択、doi: 10.2903/j.efsa.2025.9200)を公表した。概要は以下のとおり。 欧州連合及び欧州経済領域(EU/EEA)において、ヒトの医薬品以外でのアゾール系物質の使用は、アゾール耐性Aspergillus属真菌種の出現と蔓延に関する懸念を引き起こしている。EU当局は欧州委員会共同研究センター(JRC)の支援を受けてエビデンスをレビューし、当該トピックについて結論と勧告を提供した。 不完全ではあるが、2010年から2021年までのデータでは、EU/EEAでは約12万トンのアゾール系物質がヒト医薬品以外の用途で販売されたことが示された。その大部分は植物保護製剤として使用されており(11万9千トン)、その傾向は経時的に安定している。エビデンスによりAspergillus属真菌種(主にA. fumigatus)において、環境中のアゾールばく露と医療用アゾール系物質に対する交差耐性の選択との関連性が裏付けられた。ヒトのA. fumigatus感染症におけるアゾール耐性A. fumigatusの割合は、症状や地理的地域の違いによって0.7%~63.6%であり、侵襲性アスペルギルス症(IA)における死亡率は36%~100%であった。ヒトを対象とする分野以外でのアゾールの使用は、IAのような重篤な疾患を引き起こす可能性のあるアゾール耐性A. fumigatus分離株の選択に寄与している可能性が高い(likely)又は非常に高い(very likely)と結論された。耐性菌選択の環境上のホットスポットが特定され、その中には農業廃棄物の貯蔵や、特定の農作物に対するそれらの土壌改良剤/肥料としての潜在的な使用(植物保護製剤の場合)、伐採したばかりの木材(殺生物剤の場合)などが含まれる。 A. fumigatusにおけるアゾール耐性の選択を予防・管理するための対策について、適正農業/園芸規範の順守、適切な農業廃棄物・木材廃棄物の保管・管理、新規アゾール系殺真菌剤の承認や既存殺真菌剤の更新に関する勧告が策定された。アゾール系殺真菌剤の承認申請時に提供する研究で対象とすべきトピックに関する推奨事項が列挙された。承認手続き内でのこのような研究の評価のために、暫定的なリスク評価枠組みが作成されたが、さらに改良する必要がある。データギャップと不確実性が特定され、それらに対処するための推奨事項が示された。 当該報告書の平易な言葉による要約は以下のURLから閲覧可能。 https://www.efsa.europa.eu/en/plain-language-summary/azole-resistance-aspergillus-spp 当該報告書公表に係るEFSAのニュース記事は以下のURLから閲覧可能。 https://www.efsa.europa.eu/en/news/one-health-eu-agencies-unite-tackle-azole-fungicide-resistance-aspergillus-fungi |
| 地域 | 欧州 |
| 国・地方 | EU |
| 情報源(公的機関) | 欧州食品安全機関(EFSA) |
| 情報源(報道) | 欧州食品安全機関(EFSA) |
| URL | https://www.efsa.europa.eu/en/efsajournal/pub/9200 |
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