食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu06440760149 |
タイトル | 欧州食品安全機関(EFSA)、「生鮮及び冷凍の果物、野菜並びにハーブ類(ffFVHs)のポストハーベストの取り扱い及び加工作業における水の使用に関連する微生物学的ハザード:パート3(生鮮ホールFVHのプロセス水管理計画)」と題する科学的意見書を公表 |
資料日付 | 2025年1月30日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | 欧州食品安全機関(EFSA)は1月30日、「生鮮及び冷凍の果物、野菜並びにハーブ類(ffFVHs)のポストハーベストの取り扱い及び加工作業における水の使用に関連する微生物学的ハザード:パート3(生鮮ホールFVHのプロセス水管理計画)」と題する科学的意見書(47ページ、2024年12月5日採択、doi: 10.2903/j.efsa.2025.9170)を公表した。概要は以下のとおり。 ポストハーベストの取り扱い及び加工作業で使用される水は、果物、野菜及びハーブ類(FVH)の微生物学的交差汚染の重要なリスク要因である。産業データによると、生鮮ホールFVH部門は、作業サイクルの時間が非常に多様で(8~900時間)、製品量が多く(6,000トンを超えるなど)、プロセス水は2.8~25.0℃であることが特徴である。介入戦略は、主に塩素系消毒剤を使用した水の消毒処理に基づいていた。調査対象の事業者では、水の補充(※生鮮青果物の洗浄・濯ぎ工程において使用した水を新たな水と入れ替えること)は観察されなかった。29のシナリオを含む産業データは、生鮮ホールFVH部門の水管理計画(WMP)のガイダンスを作成するために使用された。 WMPは、プロセス水の目的に適合した(fit-for-purpose)微生物学的品質を維持することを目的とし、(a)プロセス水に関連する微生物ハザードと有害事象の特定、(b)微生物学的パラメータと物理化学的パラメータとの関係性の確立、(c)予防措置の記述、(d)妥当性確認、運用モニタリング、検証を含む介入措置の記述、(e)記録の保存と傾向分析から構成される。予測モデルを用いて水管理の結果をシミュレーションし、プロセス水の微生物学的品質を維持するための水の消毒処理の必要性と、水の補充の付加価値が浮き彫りとなった。(現実的に実現可能な割合での)水の補充だけでは、水中の微生物の集積を避けることはできない。物理化学的パラメータの運用モニタリングは、消毒システムが効果的に動作していることを保証する。検証には、物理化学パラメータのモニタリング結果と関連したプロセス水の微生物学的分析が含まれる。食品事業者は、ポストハーベストの取り扱い及び加工作業中のプロセス水の目的に適合した微生物学的品質を維持するための実施基準として、物理化学的パラメータだけでなく微生物指標及びその閾値レベルを特定するために、個別のWMPを設定し、妥当性確認する必要がある。 当該意見書公表に係るEFSAのニュース記事は以下から閲覧可能。 https://www.efsa.europa.eu/en/news/new-advice-and-app-manage-process-water-fruit-vegetables-and-herbs |
地域 | 欧州 |
国・地方 | EU |
情報源(公的機関) | 欧州食品安全機関(EFSA) |
情報源(報道) | 欧州食品安全機関(EFSA) |
URL | https://www.efsa.europa.eu/en/efsajournal/pub/9170 |
(※注)食品安全関係情報データベースに関する注意事項
本データベースには、食品安全委員会が収集した食品安全に関する国際機関、国内外の政府機関等の情報を掲載しています。
掲載情報は、国際機関、国内外の政府機関等のホームページ上に公表された情報から収集したものですが、関係する全ての機関の情報を確認しているものではありません。また、情報内容について食品安全委員会が確認若しくは推薦しているものではありません。
掲載情報のタイトル及び概要(記事)は、食品安全委員会が和訳・要約したものであり、その和訳・要約内容について情報公開機関に対する確認は行っておりませんので、その文責は食品安全委員会にあります。
情報公表機関からの公表文書については、個別項目の欄に記載されているURLからご確認下さい。ただし、記載されているURLは情報収集時のものであり、その後変更されている可能性がありますので、ご了承下さい。
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