食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu06440660149 |
タイトル | 欧州食品安全機関(EFSA)、2023年の鳥インフルエンザ年次報告書を公表 |
資料日付 | 2025年1月22日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | 欧州食品安全機関(EFSA)は1月22日、2023年の鳥インフルエンザ年次報告書(科学的報告書、61ページ、2024年12月12日採択、doi: 10.2903/j.efsa.2025.9197)を公表した。概要は以下のとおり。 全ての欧州連合(EU)加盟国並びにアイスランド、ノルウェー、スイス及び英国(北アイルランド)は、家きん及び野鳥における鳥インフルエンザ(AI)のサーベイランスを実施している。EFSAは欧州委員会の委任に基づき、これらのデータを収集・分析し年次報告書にまとめている。本概要は、2023年のサーベイランス活動から得られた結果に焦点を当てたものである。 2023年は31の報告国が21,183か所の家きん施設(PE: Poultry Establishment)を調査した。これらのうち、18,557施設では血清学的検査を、2,460施設ではウイルス学的検査を、166施設では両検査を実施した。 血清学的検査を行うために検体採取した18,723施設のうち29施設(0.15%)でインフルエンザA(H5/H7)ウイルスに対する血清検査陽性の結果が得られた(より詳しくは、27施設がA(H5)陽性、1施設がA(H7)陽性、1施設が両株陽性)。これらの結果は報告国8か国(ブルガリア、ポーランド、ドイツ、スペイン、スウェーデン、ノルウェー、アイスランド、フィンランド)で得られた。 ウイルス学的検査を行うために検体採取した2,626施設のうち180施設(6.85%)でインフルエンザA(H5/H7)ウイルス陽性の結果が得られた。より正確には178施設がA(H5)検査陽性(うち161施設がA(H5N1)陽性)、2施設がA(H7)陽性であった。陽性であった施設は、12か国から報告され、14の異なる家きんカテゴリーにまたがっていた。 合計51,411羽の野鳥の検体が採取され、25の報告国の6,717羽(13.07%)の野鳥がPCR検査で高病原性鳥インフルエンザ(HPAI)ウイルス陽性と判定された。A(H5N1)亜型が確認されたA型インフルエンザウイルスの主要な亜型(6,531羽、97%)であり、これは2022年と同様であった。20か国が1,940羽の野鳥の低病原性鳥インフルエンザ(LPAI)又は病原性不明のA型インフルエンザウイルス陽性を報告した。これらのうち、1,372羽(67.5%)はA(H5)及びA(H7)亜型ではないと判定され、568羽(29.3%)はA(H5)陽性と判定された。 これらの結果は、欧州全体の家きん集団における疾病発生リスクを軽減するための、鳥インフルエンザの早期検出・監視に関する継続的な取り組みを反映している。 |
地域 | 欧州 |
国・地方 | EU |
情報源(公的機関) | 欧州食品安全機関(EFSA) |
情報源(報道) | 欧州食品安全機関(EFSA) |
URL | https://www.efsa.europa.eu/en/efsajournal/pub/9197 |
(※注)食品安全関係情報データベースに関する注意事項
本データベースには、食品安全委員会が収集した食品安全に関する国際機関、国内外の政府機関等の情報を掲載しています。
掲載情報は、国際機関、国内外の政府機関等のホームページ上に公表された情報から収集したものですが、関係する全ての機関の情報を確認しているものではありません。また、情報内容について食品安全委員会が確認若しくは推薦しているものではありません。
掲載情報のタイトル及び概要(記事)は、食品安全委員会が和訳・要約したものであり、その和訳・要約内容について情報公開機関に対する確認は行っておりませんので、その文責は食品安全委員会にあります。
情報公表機関からの公表文書については、個別項目の欄に記載されているURLからご確認下さい。ただし、記載されているURLは情報収集時のものであり、その後変更されている可能性がありますので、ご了承下さい。
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