食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu06430420105
タイトル 米国食品医薬品庁(FDA)、ケシの種子に関する情報提供依頼(RFI)を公表
資料日付 2025年1月14日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  米国食品医薬品庁(FDA)は1月14日、ケシの種子(poppy seeds)に関する情報提供依頼(Request for Information、RFI)を公表した。概要は以下のとおり。
 FDAは、ケシの種子に関連する産業界の慣行に関するRFIを発行した。FDAは、現在使用されている農業、産業、製造、及びサプライチェーンの慣行をより深く理解し、特定の慣行がケシの種子に含まれるアヘンアルカロイド類(opiate alkaloids)の含有量を増加又は減少させるかどうかに関心を持っている。
 FDAが当該措置を講じている理由の一部は、いくつかのケシの種子製品の使用に関連する有害事象の報告をFDAが受けたためである。科学文献及びFDAの予備的サーベイランス・サンプリングによると、ケシの種子には様々な量のアヘンアルカロイド類が含まれている可能性があり、ケシの種子又はケシの種子が入った食品にアヘンアルカロイド類が含まれている可能性がある。アヘンアルカロイド類へのばく露は、異常なめまいや立ち眩み、呼吸停止、場合によっては死に至る等、様々な有害作用に関連している。
 FDAは、ケシ植物の栽培、収穫、及び収穫後の処理に関する詳細な情報を求めている。これには、使用される設備の種類や洗浄慣行等が含まれる。また、FDAは、検査や処理等、アヘンアルカロイド類の含有量を監視及び管理する方法、並びに、アヘンアルカロイド類の含有量を減らすか、その他の含有量に影響を与える可能性のある、流通中に種子に施される活動を含むサプライチェーンについての詳細に関する情報も求めている。
 FDAは、ケシの種子製品が摂取されたときに健康上のリスクをもたらさないことを保証するよう、どのような種類の措置を講じるべきかを判断するために情報を使用する予定である。FDAは、ケシの種子を摂取しても有害ではないことを保証するために尽力している。
 コメントは官報公表後、90日間受け付ける。
 本件に関する官報(1月15日付け)のPDFファイルは、以下のURLから入手可能。
https://www.govinfo.gov/content/pkg/FR-2025-01-15/pdf/2025-00757.pdf
地域 北米
国・地方 米国
情報源(公的機関) 米国/食品医薬品庁(FDA)
情報源(報道) 米国食品医薬品庁(FDA)
URL https://www.fda.gov/food/hfp-constituent-updates/fda-requests-information-poppy-seeds
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