食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu06410970316
タイトル ドイツ連邦消費者保護&食品安全庁(BVL)、連邦州による遺伝子組換え作物の種子に関するモニタリング結果(2024)を公表
資料日付 2024年11月27日
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概要(記事)  ドイツ連邦消費者保護&食品安全庁(BVL)は11月26日、連邦州による遺伝子組換え作物のモニタリング結果(2024)を公表した。概要は以下のとおり。
 2024年分析年(対象期間:2023年10月1日~2024年9月30日)では、LAG(遺伝子工学に関する連邦/州合同作業グループ)によると、連邦州公的検査機関において、遺伝子組換え生物(GMO)の含有に関して、13種類の作物の合計783の種子検体を検査した。その結果、4つのトウモロコシ検体からわずかなGMOが検出された。
 検査した種子検体のうち、トウモロコシとナタネ(冬ナタネと春ナタネ)がそれぞれ60%と27%を占めた。検査されたもう一つの作物は大豆で、その含有率は6%であった。
 少数の検体を使用して、テンサイ、アマニ、スイートコーン、冬カブ、マスタード、アルファルファ、トマト、ズッキーニ、ビートの種子も検査された。定期的な検査に加えて、アマニとスイートコーンは過去4年間にわたり、検査されている。これは、2020年に実施された公的検査で、スイートコーンの種子及び収穫されたアマニ種子の検体から未承認のGMOが検出されたためである。
 背景
 ドイツにおける種子モニタリングは連邦各州の管轄である。公的な種子検査の結果は、連邦州がインターネット(www.lag-gentechnik.de/saatgut.html)で定期的に公表している。サンプリング及び分析は通常、GMOが検出された場合、影響を受けた種子を適切な時期に回収することが可能で、播種されないようなタイミングで行われる。国内で収穫された種子ロット及び市場に出回っている種子や輸入種子も検査される。ドイツでの認証のために提出された種子ロットの少なくとも10%が分析される。すべての分析は、サンプリングと種子中のGMOの検出のために標準化された方法を用いて実施される。この方法は、遺伝子工学法第28b条に基づき、BVLが公式の検査手順コレクションのなかで公開している。
 EUでは現在、ヨーロッパ・コーンボーラー抵抗性トウモロコシMON 810の遺伝子組換えを有するGMOトウモロコシ品種のみが許可されている。しかし、この遺伝子組換えを有する植物は、ドイツでは2009年以降国内での栽培禁止の対象となっている。2015年3月11日の指令(EU) 2015/412の発効後、ドイツではMON 810と現在EUで栽培に関する決定が保留されている他の遺伝子組換え植物について、いわゆる「オプトアウト」オプションを採用している。したがって、ドイツは他のEU加盟国と同様にこれらのGMOの栽培許可の適用から除外される。
地域 欧州
国・地方 ドイツ
情報源(公的機関) ドイツ連邦消費者保護・食品安全庁(BVL)
情報源(報道) ドイツ連邦消費者保護・食品安全庁(BVL)
URL https://www.bvl.bund.de/SharedDocs/Fachmeldungen/06_gentechnik/2024/2024_11_26_Gentechnik_und_Saatgut-2024.html
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