食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu06410780470 |
タイトル | 欧州疾病予防管理センター(ECDC)、ECDC感染症脅威報告(CDTR)第48週号(11月23日~29日)において、米国の小売り用乳中から鳥インフルエンザウイルス断片が検出された事例について紹介 |
資料日付 | 2024年11月29日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | 欧州疾病予防管理センター(ECDC)は11月29日、ECDC感染症脅威報告(CDTR)第48週号(11月23日~29日)において、米国の小売り用乳中から鳥インフルエンザウイルス断片が検出された事例について紹介した。概要は以下のとおり。 ・概要 2024年11月24日、カリフォルニア州公衆衛生局(CDPH)は、米国カリフォルニア州フレズノ郡で生産されたクリームトップの(※訳注:均質化しておらず、静置すると上部にクリーム層が形成される)未殺菌全乳(cream top whole raw milk)の単一バッチから鳥インフルエンザA(H5)ウイルスが検出されたことを報告した。現時点では、実施された診断検査に関するその他の詳細は不明である。問題の乳を生産した農場は、自主的な製品回収を行っている。 問題の乳の摂取に関連した疾患は報告されていない。CDPHは、問題のバッチの生乳を摂取しないよう警告し、小売業者に対して問題のバッチを店頭から撤去するよう通知している。また、CDPHは、加熱処理により鳥インフルエンザウイルスは死滅するため、加熱殺菌処理された(pasteurized)乳及び乳製品は安全に摂取できると改めて強調している。 ・ECDCの評価 米国カリフォルニア州の複数の畜牛群で集団感染が継続しているという背景において、ウイルス物質及び/又は鳥インフルエンザウイルスが未加熱殺菌乳中から検出されることは、予想外ではない。汚染された未殺菌乳を摂取することで、ヒトに病気が引き起こされるかどうかは、現時点では不明である。乳の加熱殺菌処理(pasteurisation)に使用される標準的な温度は、鳥インフルエンザウイルスを含むウイルスを不活性化すると考えられている。 ・行動 ECDCは、当該事例について、疫学的情報収集活動を通し監視しており、パートナー機関と連絡を取っている。 当該報告書は以下のURLから入手可能。 https://www.ecdc.europa.eu/sites/default/files/documents/communicable-disease-threats-report-week-48-2024_final.pdf |
地域 | 欧州 |
国・地方 | EU |
情報源(公的機関) | 欧州疾病予防管理センター(ECDC) |
情報源(報道) | 欧州疾病予防管理センター(ECDC) |
URL | https://www.ecdc.europa.eu/en/publications-data/communicable-disease-threats-report-23-29-november-2024-week-48 |
(※注)食品安全関係情報データベースに関する注意事項
本データベースには、食品安全委員会が収集した食品安全に関する国際機関、国内外の政府機関等の情報を掲載しています。
掲載情報は、国際機関、国内外の政府機関等のホームページ上に公表された情報から収集したものですが、関係する全ての機関の情報を確認しているものではありません。また、情報内容について食品安全委員会が確認若しくは推薦しているものではありません。
掲載情報のタイトル及び概要(記事)は、食品安全委員会が和訳・要約したものであり、その和訳・要約内容について情報公開機関に対する確認は行っておりませんので、その文責は食品安全委員会にあります。
情報公表機関からの公表文書については、個別項目の欄に記載されているURLからご確認下さい。ただし、記載されているURLは情報収集時のものであり、その後変更されている可能性がありますので、ご了承下さい。
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