食品安全関係情報詳細
| 資料管理ID | syu06410660475 |
| タイトル | フランス食品環境労働衛生安全庁(ANSES)、2023年の動物衛生における抗生物質耐性及び動物用抗生物質販売量に関する総括を公表 |
| 資料日付 | 2024年11月18日 |
| 分類1 | - |
| 分類2 | - |
| 概要(記事) | フランス食品環境労働衛生安全庁(ANSES)は11月18日、2023年の動物衛生における抗生物質耐性及び動物用抗生物質販売量に関する総括を公表した。概要は以下のとおり。 欧州抗生物質情報デーに際し、ANSESは動物用医薬品販売量及び動物における病原菌の抗生物質耐性のモニタリングに関する2023年の結果を公表する。 (※以下、プレスリリース「動物衛生における抗生物質耐性及び動物用抗生物質販売量のモニタリング: 2023年総括」より抜粋) 1. 序文(省略) 2. 動物の抗菌性物質ばく露のモニタリングの転換点となる年(省略) 3. 耐性菌: 抗生物質と動物種によって依然として違いがある。 ANSESは、2つのシステムを通じて、動物における細菌の抗生物質耐性を監視している。動物の病原菌の抗生物質耐性に関する疫学監視ネットワーク(Resapath)が、動物感染症の原因菌の抗生物質耐性の変化を監視する一方で、ANSESの責任下にある薬剤耐性に関するナショナルリファレンスラボラトリー(LNR)が、欧州の抗生物質耐性モニタリングシステムの枠内で、年次モニタリング計画を実施する。LNRは、食品総局(DGAL)の主導の下、健康な食用動物及び生産された食品から採取された細菌の抗生物質耐性を測定する。 3-1. Resapath総括(省略) 3-2. フランスレベルでの抗生物質耐性モニタリングシステムの総括 欧州の抗生物質耐性モニタリングシステムによって監視される動物種は隔年で入れ替わり、2023年には、豚と生後1年未満の牛がモニタリングの対象となった。検体は、と畜場で盲腸内容物、すなわち動物の腸から採取され、販売時点の食肉からも採取された。 「サルモネラ属菌」 と畜場で豚から採取されたサルモネラ属菌の耐性レベルは、菌株の下位集団の定義となる血清型によってさまざまである。2023年には、と畜場で豚から85のサルモネラ属菌株が採取された。 最も一般的な血清型はSalmonella Derbyであり、その59.4%が検査対象の全ての抗生物質に対して感受性である(耐性を示さない)。12株のみが 1つ又は2つの抗生物質系統に耐性を示し、3つの抗生物質系統に多剤耐性を示すのは1株のみである。 対照的に、他の最も一般的な2つの血清型(Typhimurium単相変異株及びTyphimurium)に属するサルモネラ属菌は、71%が少なくとも3つの抗生物質系統に対して耐性を示す。サルモネラ属菌は子牛ではあまり見られず、分離された株は3株のみであった。 あらゆる関連産業を通じ、採取されたサルモネラ属菌株はいずれも、ヒトの健康にとって極めて重要な抗生物質(キノロン系、セファロスポリン系、コリスチン)に耐性を示さなかった。 「カンピロバクター属菌」 2005年以来、カンピロバクター属菌は、欧州で報告されているヒトの細菌性胃腸感染症の第一の原因である。最も高い頻度で関与する2つの細菌種はCampylobacter jejuni、次いでC. coliである。 子牛と豚から採取されたカンピロバクター属菌株の90%近くが、少なくとも1種類の抗生物質に耐性を示し、そのほとんどがテトラサイクリン系である。動物での使用が減少したとはいえ、最も一般的な共耐性(co-resistance)はテトラサイクリン系とフルオロキノロン系である。 一般に、抗生物質耐性はC. jejuniよりもC. coliの方が多い。C. coliの中では、子牛から採取された細菌は、豚から採取された細菌よりも耐性のものが多い。 2つの極めて重要な抗生物質である、エリスロマイシン及びシプロフロキサシンに対するカンピロバクター属菌の耐性を検査した。これら2つの抗生物質に同時に耐性を示すC. jejuni株はない。これらの抗生物質に同時に耐性を示すC. coli株は、豚で7%、子牛で27%である。 豚から採取されたC. coliのエリスロマイシン耐性レベルは、2011年以降減少し続けており、2011年には45%であったのに対し、2023年には11%であった。 「大腸菌」 2021年~2023年に、検査対象の全ての抗生物質に対する大腸菌の感受性が増加した: ・豚: 2021年には大腸菌の44%が感受性(2023年: 47.4%) ・子牛: 2021年には大腸菌の35.7%が感受性(2023年: 37.0%) カルバペネム耐性大腸菌株は、対象動物又はその肉から採取された株からは見つからなかった。これはサルモネラ属菌についても同様である。 最後に、セファロスポリン耐性の原因となる酵素を産生する大腸菌の数は、2021年比で子牛では同じ(5.5%)であるが、豚では減少している(2.1%)。 4. 耐性の変化をより良く知るための研究(省略) 当該プレスリリース(12ページ、フランス語)は以下のURLから閲覧可能。 https://www.anses.fr/system/files/Press2024DPA01.pdf 年次報告書「動物用抗菌薬-2023年の販売量及び使用のモニタリング」(122ページ、フランス語)は以下のURLから閲覧可能。 https://www.anses.fr/system/files/ANMV-Ra-Antibiotiques2023.pdf 「Resapath報告書-2023年総括」(53ページ、フランス語) は以下のURLから閲覧可能。 https://www.anses.fr/system/files/LABO-Ra-Resapath2023.pdf |
| 地域 | 欧州 |
| 国・地方 | フランス |
| 情報源(公的機関) | フランス食品環境労働衛生安全庁(ANSES) |
| 情報源(報道) | フランス食品環境労働衛生安全庁(ANSES) |
| URL | https://www.anses.fr/fr/content/antibioresistance-sante-animale-vente-antibiotiques-veterinaire-bilan-2023 |
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