食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu06410550104
タイトル 米国疾病管理予防センター(CDC)、非加熱喫食用調理済み(RTE)食肉及び家きん肉製品に関連した複数州にわたるリステリア集団感染に関する情報を公表(初報2024年11月22日)
資料日付 2024年12月5日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  米国疾病管理予防センター(CDC)は11月22日及び12月5日、非加熱喫食用調理済み(RTE)食肉及び家きん肉製品に関連した複数州にわたるリステリア集団感染に関する情報(初報及び続報)を公表した。概要は以下のとおり。
・11月22日付け初報
1. CDC及び複数州の公衆衛生当局は、リコールされたYu Shang Food社のRTE食肉及び家きん肉製品に関連した複数州にわたるリステリア集団感染を調査している。自宅にリコール対象の製品がある場合は、廃棄するか、あるいは店に返品すること。
2. CDC、複数州の公衆衛生及び規制当局並びに米国農務省食品安全検査局(USDA-FSIS)は、複数州にわたるリステリア・モノサイトゲネス集団感染に関して調査を行うために様々な種類のデータを収集している。
 疫学及び検査のデータにより、Yu Shang Food社が流通させているRTE食肉及び家きん肉製品がリステリア菌に汚染され、病因となっていることが示されている。
3. 全ゲノムシークエンス解析(WGS)により、患者の検体に由来する細菌が遺伝的に近縁であることが示された。これは、当該集団感染の患者が同じ食品により発症したことを示唆している。
4. 2024年10月21日、FSISはYu Shang Food社の最終製品の定期検査及びフォローアップ活動を実施した。検査により、製品がリステリア菌に汚染されていることが確認された。WGSは、豚の鼻(pork snout)製品中のリステリア菌が、患者由来の細菌と近縁であることを示した。これは、人々がYu Shang Food社が製造した食品を喫食して発症した可能性が高いことを意味する。
5. 2024年11月9日、Yu Shang Food社はRTE食肉及び家きん肉製品をリコールした。2024年11月21日、Yu Shang Food社はリコールの範囲を拡大した。CDCは、リコール対象の製品を喫食、販売、あるいは提供しないよう人々に勧告している。
・12月5日付け続報
1. CDCは、製品及び環境検査で別のリステリア菌株を特定した後、当該株をこの事例の集団感染株に追加した。自宅にYu Shang Food社のリコール対象製品がある場合は、廃棄するか、あるいは店に返品すること。
2. 2024年11月22日の前回の更新以降、5州から新たな患者8人が報告された。これらの患者は、食品及び環境検体で2種類目のリステリア菌株が確認された後に特定された。2024年12月5日現在、8州(カリフォルニア州、イリノイ州、テネシー州、他)の19人がリステリア菌の集団感染株に感染していた。
患者の検体は2021年10月24日から2024年10月28日の間に収集されたものである。
・情報が得られた19人のうち、17人(89%)が入院した。
・患者7人が妊娠に関連している。
・妊娠中の1人が発症し、回復した。
・関連のない2人の乳児も発症し、回復した。
・カリフォルニア州では、母親1人とその双子が発症し、双子の乳児は両方とも死亡した。リステリア菌は母親の検体及び双子の乳児の一方の検体から検出されたが、もう1人の乳児の検体からは検出されなかった。このため、この集団感染では母親と双子のうちの1人のみが確定症例として含まれている。
・テネシー州において、母親及びその乳児が発症し、乳児が死亡した。
3. 公衆衛生当局は、患者の年齢、人種、民族的帰属、その他の人口統計情報、及び患者が発症前の一か月間に喫食した食品等、様々な種類の情報を収集している。この情報は調査員が当該集団感染の発生源を特定するのに役立つ手がかりを提供する。
 以下は、本集団感染の患者についての統計情報である(「n」は各統計のための情報が得られた人数)。
・年齢(n=19) 範囲: 1歳未満~86歳、年齢中央値59歳
・性別(n=19) 女性: 68%、男性: 32%
・人種(n=19) アジア系: 100%
・民族(n=17) 非ヒスパニック系: 100%
4. 州及び地方の公衆衛生当局は、発症前の一か月間に喫食した食品について患者に聞き取り調査を行っている。人々は複数の店舗で食品を購入したと報告した。聞き取り調査を受けた14人のうち11人は、Yu Shangの食品が販売されている市場で直接又はオンラインで買い物をした。加熱調理済み鶏肉製品について質問された13人のうち、8人(62%)が加熱調理済み鶏肉製品を喫食したと報告し、3人(38%)が具体的にYu ShangブランドのRTE鶏肉製品を喫食したと報告した。
5. 当該調査に対応して、FSISはYu Shang Foods社で製造された製品及び製造環境から追加の検体を収集した。それらの検体から検出されたリステリア菌は、PulseNetデータベース内の他の8人の患者から得られた細菌とWGSによって関連付けられ、豚の鼻製品の検体及び既に当該集団感染に含まれていた11人の患者から検出された株とは異なるものであった。これらの患者は1件の調査にまとめられた。
地域 北米
国・地方 米国
情報源(公的機関) 米国/疾病管理予防センター(CDC)
情報源(報道) 米国疾病管理予防センター(CDC)
URL https://www.cdc.gov/listeria/outbreaks/meat-and-poultry-products-11-24.html

利用上の注意事項

本データベースに掲載された情報の利用の際は、以下1、2をご理解ください。ご利用に当たって、以下3に同意したものとみなします。

1 情報の収集・要約・翻訳について

 (1) 掲載情報は、食品安全に関係する国際機関や国内外の政府機関等の公式ウェブサイト等から収集しています。ただし、すべての国や関係機関を網羅し、また各機関が公表しているすべての情報を収集しているわけではありません。
 (2) 掲載情報は、発信元の機関から提供されている情報の趣旨を出来る限り改変しないよう翻訳・要約しています。
 (3) 掲載情報の翻訳には、細心の注意を払っているが、誤訳や間違いを含む可能性があります。掲載情報と情報発信元の文章に相違がある場合は、情報発信元の文章が常に優先されます。
 (4) 掲載情報は、情報収集時点のものであり、その後の新たな知見等により更新されている可能性があります。情報元のURLや記事内のリンクについては、リンク切れとなっている場合があります。
 (5) 食品安全委員会が行った翻訳及び要約内容について、情報発信元の機関に確認は行っておりません。

2 掲載情報と食品安全委員会の立場について

 (1) 食品安全委員会は、国際機関、海外の政府機関や研究機関の情報をありのままにわかりやすく提供することがリスクコミュニケーションに資するものと位置付け、発足以来、本データベースを運用しています。
 (2) 本データベースは、海外の評価機関、研究機関の公表情報を翻訳・要約・集約したものであり、食品安全委員会としては、掲載情報の内容を検証しておらず、具体的には、その正誤及び真偽を一切確認していません。また、科学的な観点からの正確性を保証するものではありません。
 (3) 本来は、収集された情報に対し食品安全委員会としての見解を付与しデータベースに掲載することが最善ではありますが、日々収集される情報1つ1つの内容を確認・検証し、食品安全委員会としての見解をまとめることは不可能であることから、やむを得ず情報発信元の情報をそのまま掲載しております。
 (4) このため、掲載されている情報に記載されている意見・見解・主張は、情報発信機関又はその情報内で取り上げられている機関等によるものであり、食品安全委員会の考え方と異なる場合があります。

3 利用者の責務

 (1) 情報の利用に当たっては、必ず利用者自らが情報発信元の公式サイト等で最新の情報を確認し、利用者自身の責任で行うこと。専門的又は法的な判断が必要な場合には専門家に相談するなどにより最新の正確な情報を入手すること。
 (2) 2(2)~(4)のとおり、掲載されている情報は、
  ① 食品安全委員会として内容の正誤及び真偽を一切確認しておらず、
  ② 食品安全委員会の考え方とは異なる場合があることから、これを食品安全委員会の発信する情報として引用・転用することはせず、情報発信元の情報を直接、当該情報発信者のルールに基づき引用・転用すること。
 (3) 情報発信元の情報に誤り等があることや、掲載情報の利用によって生じたいかなる損害や不利益についても、食品安全委員会は一切の責任を負わないこと。