食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu06410300314
タイトル ドイツリスク評価研究所(BfR)、「ブドウ(Vitis vinifera)からワインへの14種類の農薬の移行-収穫後に農薬を添加したブドウと圃場処理されたブドウの比較」と題する論文の発表を公表
資料日付 2024年11月22日
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分類2 -
概要(記事)  ドイツリスク評価研究所(BfR)は11月22日、「ブドウ(Vitis vinifera)からワインへの14種類の農薬の移行-収穫後に農薬を添加したブドウと圃場処理されたブドウの比較」と題する論文の発表を公表した。概要は以下のとおり。
 ブドウにおける農薬残留物は通常、醸造中にワインに移行するため、ヒトへのばく露に一定の寄与をする。本研究の目的は、処理工程の研究(訳注 ワイン製造過程における農薬の移行の研究)の設定において、必須である圃場処理検体の代わりに、収穫後に人為的に農薬を添加した検体が適切な代替となりうるかどうかを調査することであった。ブドウ園においてフルキサピロキサド(fluxapyroxad)で処理されたブドウと、収穫後にフルキサピロキサドが添加された未処理のブドウをワインに加工し、残留フルキサピロキサドの相違を検査した。得られた結果では有意な差は認められず、ワインへの農薬の移行を調査する上で、圃場処理された検体は必ずしも必須ではないことが示された。
 当該論文の情報は、次のとおり。
 A. Kittelmann et al., (2025), Transfer of fourteen pesticides from grapes (Vitis vinifera) into wine ? Comparison of spiked grapes with grapes treated in the field, Journal of Food Composition and Analysis, 137, 106999. https://doi.org/10.1016/j.jfca.2024.106999
地域 欧州
国・地方 ドイツ
情報源(公的機関) ドイツ連邦リスク評価研究所(BfR)
情報源(報道) ドイツ連邦リスク評価研究所(BfR)
URL https://www.bfr.bund.de/en/transfer_of_fourteen_pesticides_from_grapes__vitis_vinifera__into_wine___comparison_of_spiked_grapes_with_grapes_treated_in_the_field-318055.html
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